ハセガワ 1/72 YF-19 バルキリーを作る 2

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製作記

ハセガワから販売されているマクロスのプラモデル、YF-19 バルキリーを作ります。

作るプラモデルはこちらです。

ハセガワ マクロスプラス YF-19 1/72スケール

今回はこのプラモデルでいちばん頭を抱える箇所になる(と私は思いました)、

インテーク周辺

についてです。

塗装する場合、説明書の手順どおりでは作りにくいので色々と悩みました😥

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インテークはYF-19制作の最難関ポイントだと思う

塗装を考えると説明書どおりには作れない

インテークの説明書部分の画像を御覧ください(手順11番の箇所)。

左右それぞれ1つずつインテークを作ります。
このインテークはバトロイド形態になった時、足の膝から上に該当する部分。
今回はバルキリーの胴体下側に取り付けます。

以下、説明書下部にある右側部分のパーツ番号で話を進めていきます。

まず一番下の囲み内に載っているA5パーツです。
これにはタービン部分の塗り分けが発生します(シルバー)。
そしてA5パーツにD10とD11を組み合わせ(要接着)たカバー状のものを取り付ける必要があります。

左のパーツは貼り合わせで接続用のピンができるけど右側の穴とサイズは合ってない(´・_・`)

このD×2で作るパーツは組み合わせると小さな接続ピンができます。
それをA5に刺すようになっているんですが、
ピンと穴のサイズが全く合っておらずグラグラするのでどうしても接着剤が必要です😥

A5のタービン以外の外側と、このDパーツは同色(白)で塗装します。
タービン部分を塗る→マスキング→A5とDパーツを接着した後塗装する、
あるいはそれぞれ別に塗装しておいて、A5とDの取り付けには塗膜を侵さない
セメダイン ハイグレード模型用接着剤
等を使うなど、ここは2通りの方向性があるかと思います。

このタービン周りはまだいいんです。

難点は説明書にある、インテーク前方のE4とD4を組み合わせて作るパーツになります😥
(これらの下につけるA1パーツは後から問題なく取り付けられるので以下省きます。なお色が異なるので、各々塗装後にハイグレード模型用接着剤を使うのが良いかと思います。)

マスキングテープで仮止め
底部は塗装して後から張り合わせで対応予定
説明書では中央の穴にタービン部を差し込む指示になっているのですが…

説明書を見るとまずE4とD4を組み合わせたパーツを接着して作ったあとで、
先程のタービンがある部分を少し浮かせて取り付ける…というふうに読めると思います。

ところがぎっちょん

この部分、浮かせて取り付けることができる余裕など全く無く、ギチギチに密接しています。
タービン部の下側に突起があってそこをはめるんですが、この突起が干渉して浮かせることができません。
なのでこの部分、説明書のように作るのは私には不可能でした😥

※タービンカバーの前面をヤスリで短く削れば浮かせられるかもしれませんが、
それは形状が変わってしまうので不採用としました。

噛み合わせる突起に高さがあり、後からの差し込みは無理😰

タービンをシルバーで塗装→マスキング→Dパーツのタービン外装を接着→このE4D4のインテーク前方も接着→全体を塗装→タービンマスキングを剥がすというのが組み立てとしては一番スムーズかもしれません。
が、マスキングに失敗したり、奥まったところまで塗装する過程で
万が一タービン部分の塗装がおかしくなった場合、修正がかなり難しくなります。
組んでしまうとタービンは相当奥になるため、目で見ながら筆で塗るというのはかなり難しいでしょう。

なので可能な限り分割した状態で塗装を進め、最終的に接着するのが望ましいわけですが、
インテーク前方にも合わせ目が発生するので、先に前方を接着するとタービンが付けられないという、問題が堂々巡りになります😥

なお、タービン下部の接続突起を削ってはどうか?とも考えましたが、
言葉で説明するのは難しいのですが、このタービン部分って完成後には微妙に浮いてるような状態になっていて、突起を削るとグラグラになって最終的に安定しないぐらいバランスがシビアです。

…そこで悩みに悩んで以下のようにしました。

インテーク底部を部分的にカットする

インテークの底部は元々この様になっています。

張り合わせることでタービン部のピンがハマるように長方形の穴が空くようになりますが、説明書にあるような浮かせて取り付けるのは不可能と判断。
そこで穴の手前側を四角に切り取りました。

切り取る際は、デザインナイフを押し当てて断ち切りのようにカットしたほうが良いと思います。

考え方は次のようになります。

  1. タービン、インテーク前方をそれぞれ接着・表面処理して個別に作り、塗装まで終わらせる
  2. 部分的に切り飛ばした箇所にタービン底部の突起をスライドさせて奥側に当て、塗膜を侵さないように接着する
  3. 切り飛ばした部分を貼り直してタービン下部の突起をロックする
  4. バルキリーの胴体に取り付け😊

これなら各々の合わせ目消しや塗装も済ませたあとで最終的に組み付ければよく、うまくいくのではないかと考えました。

これらの底部はバルキリーの胴体と接着して見えなくなりますし、切り飛ばした部分はタービンの奥側になるため正面から覗いたとしても見えません。

ということでこのプランで作業を進めることにしました( ‘ω’ )و

なおこのハセガワのYF-19のインテーク周りですが、
ガンプラなどと異なり貼り合わせが必要な箇所でも特に接着のためのガイドなどがありません…。

手で抑えて接着作業をする必要があるため接着剤に速乾性と強度の両方が求められます。
ということで私はここまでの画像で写っているように黒い流し込み接着剤、クレオスの Mr.セメントSPBを使いました。

この接着剤はすぐに乾いて貼り付け強度も保てるのでおすすめです😊

おわりに

最終的に切り飛ばした部分は戻して接着します

最終的にはこんな感じで突起を固定して、カットした部分と合わせて接着していく予定です。

今回作業したインテーク周りについては底部はバルキリーの胴体と接着して見えなくなるので、底をあれこれいじっても見た目にはあまり影響が出ないためこの工作を選択しました。

たぶんこの考え方&工程でうまくいくと思うのですが😥、
またなんかおかしくなったら別途書きたいと思います。

ていうか、長いことプラモデルを作ってなかったらカンが鈍ってしまったのか
いざという時に作り方のアイデアがなかなか出てこなくてビックリしました。

何事もそうなんでしょうけど定期的にコツコツやっていくのが大事なんだなぁと今回の作業を通して思った次第です( ・ᴗ・ )


今回は以上です。
あとは塗装面が殆どになるのですが、私の住んでいる地域は相変わらず雨や湿度の高い日が続いていて、しばらく塗装は難しそう😥

次回はいつになるかわかりませんがサフ吹きぐらいは済ませたいですね。

それでは👻


ハセガワ マクロスプラス YF-19 1/72スケール

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