バンダイのガンプラ HGUC グスタフ・カール を作っていきます。
今回の作業は
- カラーリングの絞り込み
- サフ後に研磨クロスで磨き
- カラーチップ作成
です。
製作の間が空きましたが、その間塗装作業などを進めていました( ‘ω’ )و
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色塗りでイメージ画を作る
前回紹介した白抜き画像
を使った塗り絵でイメージを作ってみました。
このブルー系にしようかと思ったんですが、なんか閃光のハサウェイ版グスタフ・カールのカラーと似てるのでそれもどうかなぁと😥
※一応脳内では、薄いブルーは米軍の戦闘機のやや灰がかったブルーをイメージしてます。
次にブルーを暗めにしてグレーを増やし、オレンジでアクセントを付けてみました。
これも良さげなんですが、ブルーとグレーをバランス良く配置する自信、ていうかブルーとオレンジの組み合わせはそもそもどうなんだろう?と思い、完成後のイメージがうまく頭に描けなかったので保留😥
思い切ってグレーでまとめました。
第二案で出てきたオレンジに引きずられてますね😅
今回はとりあえずこのグレー調で行こうと思います。
塗ってみてどうしても気に入らなかったらシンナーのお風呂につけてまた再塗装すればいいですしね( •ܫ•)
塗装前の磨き作業
クレオスの瓶サフを吹いて乾燥させた後、一度磨き作業に入ります。
サフをいつでも完璧につるつるに吹ければいいんですけど、
- ちょっと湿度が高かったり
- エアブラシの距離を見誤ったり(遠すぎる)
- 希釈濃度が今ひとつよくなかったり(濃すぎる)
などで、どうしても塗膜にちょっとしたザラつきだったりが出ることがありますよね😥
特に私のように塗装が数ヶ月に一度のペースだと、サフ吹きとは言え感覚を取り戻すのに時間がかかったりします。
そんな時、ザラついたサフを全部ヤスリで削り落として再塗装するのも大変です。
そこで研磨シートを使って軽く表面を慣らしてあげます。
三共理化学株式会社の超精密研磨フィルム(と安い消しゴム)です。
ホームセンターで売ってました。
写真に写ってる番手は4000、6000、8000となります。
シートを適度にカットし、消しゴムに巻いてホチキスで止めて使います。
⬆の画像だと消しゴムに1周巻いてるけどそこまで巻かなくて半分ぐらいでもいいと思います😅
これで番手を小さいものから大きいもので順次研磨してあげると表面がツルツルになるので、サフでザラついた表面もリカバリーできます。
番手の大きい研磨フィルムとは言えヤスリのようなものですので
あまり力を入れるとサフも剥がれます。
特にカドの部分は割とあっさり剥がれるので注意です。
ソフトタッチでゆっくり丁寧に磨くのがおすすめです。
また研磨フィルムでなくてもゴッドハンドの神ヤスには番手の大きいものがあるので、そちらを使っても良いかと思います。
費用対効果を考えると面積の圧倒的に広い研磨フィルムの方がいいとは思いますが…。
カラーチップを作る
下磨きも済ませ、すぐ塗装に入りたいところですが、
これまでグレー調でまとめた塗装というのをやったことがなかった&手持ちのカラーの色見本を作ってなかったので、これを機会にカラーチップを作ってみました。
条件説明
カラーチップを作った条件
- タミヤ調色スティックのスプーン部分約4滴分をガイアノーツの薄め液(通常版)で2.5倍に希釈したものを使用
- エアブラシのエア圧は0.85Mpc
- 希釈した塗料を約1.5cm✕4cm✕厚さ0.3mmのプラ板(このサイズはメモ欄も含めています)に吹ききるまでを目安に重ね塗り
- プラ板は100円ショップセリアで購入したポリエチレン(※)の白プラ板を使用
- 今回の分は下地のサフは何も吹いていません
※白プラ板は私の住んでる地域のセリアでは現在取り扱ってないようで、正確な素材が確認できませんでした(たぶんポリエチレンかと…)。
タミヤのプラ板と異なって、接着がしにくく更に瞬着を使うと硬化してしまい簡単に削れず苦労するタイプの材質です。
ぶっちゃけ100均のプラ板はガンプラ本体の加工には使わないほうがいいと思います( -_-)
塗料の文量・希釈はあくまでも目安。
塗料は新品箱出しで使用してませんので経年劣化による色味の違いがあるかもしれません。
塗装時はもちろん撮影時の気象、照明、またこのページを御覧のモニターによって見え方は異なると思います。参考程度にお読みください。
カラーチップの管理にはこういった便利なものもあるみたいですね。
こういうのを使えばより管理しやすい&やる気も出そうですね(・∀・)
白系
クレオス GX1 クールホワイト
塗装をしたものの、プラ板とほぼ色が同じになりました。
塗ったか塗ってないか肉眼でもわかりにくいレベル…。
フィニッシャーズ ファンデーションホワイト
クレオスのクールホワイトよりは色が明確に乗っています。
このファンデーションホワイトは白系では隠蔽力が高いのでおすすめしたいです。
クレオス CG39 ホワイト
画像は旧シリーズのガンダムカラーで今は外観が変更された瓶で売られています。
クレオス曰く、新シリーズは「最新の設定に基づき、ガンダムカラーをリニューアル!」とのことなのでもしかすると微妙に顔料等の中身が違うのかもしれません。
ホワイトにわずかにグレーが入っていて使いやすそうな色味です。
ガイアノーツ 電脳戦機バーチャロンカラー VO-01 ウォームホワイト
VF-1S ガウォークの本体にも使ったやや黄色みの入ったホワイトです。
温かい色味で私はこのホワイトが好きです😊
ただ、一箇所に多く吹き付けると途端に黄色みが増す&リカバリーし辛いので、少しエアブラシのコントロールが難しいかもしれません(・_・)
ネット上の一説によるとこのウォームホワイトはクレオスの316 ホワイトFS17875と割と似てるという話もあるようですが私はFS17875の方は持ってないので真偽は不明です(´・_・`)
いつか手に入れたら比較してみたいと思います。
クレオス 97 灰色9号
CG39ホワイトよりわずかにグレーに振った感じのホワイトです。
肉眼で見ると少し赤みがあるような気がします。
クレオス 338 ライトグレー
クレオス 97 灰色9号よりも少しグレーを濃くした色合いです。
というか灰色9号のような赤みを入れずにCG39をそのままグレー濃いめ方向に振ったような印象を受けます。
グレー系
クレオス 11 ガルグレー
写真だと伝わりにくいんですが、338ライトグレーをややグリーン方向とグレー方向に振ったような色合いになってます。
クレオス 73 エアクラフトグレー
カメラ性能のせいで⬆の写真と肉眼で見た時の色が全然違うので申し訳ない…😥
実際はガルグレーよりもかなり暗く、青みに振ったようなグレーです。
これ写真の旧瓶だと瓶の蓋がかなりライトグレーっぽく見えるんですが実際に塗ると全然違ってびっくりします。
⬇の新瓶のフタの色のほうが実態を表しているかもしれません。
クレオス 13 ニュートラルグレー
こちらがクレオスの中ではベースになるグレーってことなんでしょうか。
ちょっと黄色っぽい印象。
クレオス 37 グレーバイオレット
ニュートラルグレーから若干赤っぽい感じに振った独特の色合いです。
VF-1Sガウォークのガンポッドに使ってます。
クレオス 331 ダークシーグレー
ニュートラルグレーを青方向に振りつつ更に濃くしたようなグレー。
正直、クレオスのニュートラルグレーはなんとなく黄色っぽく感じて個人的にはちょっと使いにくいので
こちらのダークシーグレーをベースにしたほうが使いやすい印象(・_・)
クレオス 116 ブラックグレー
黒みを増したグレーで使いやすそうなカラーです。
今回のカラーチップまとめ
白系を並べてみます。
例えばガンダムなどこれらを組み合わせ、瓶から出してそのまま塗るだけでメリハリがつけられそうですね( •ܫ•)
グレー系を並べてみます。
私の手持ちのグレーはどうも黄色、赤、青とバラバラに振りながら濃くなるという感じで癖が強いようです。
順調なグレーとしての濃淡変化…というのとはちょっとずれてるかもしれません😥
線形的な色の変化を重視するのであれば、ガイアノーツのニュートラルグレーを1~4までまとめて買った方がいいのかもしれません。
最後に今回のカラーチップをまとめて載せます。
正直、ここまで紹介した画像は実際の肉眼で見るのとかなり違うものがちらほらあります。
白系は割と実態に近いのですが、グレー系は赤み・青みの関係なのか、あまり上手いこと写ってません😥
参考程度にお願いいたしますm(_ _)m
おわりに:次回予定
ということでHGUCグスタフ・カールの塗装を少しずつ進めています。
湿度が高かったり、塗装マスクのせいで熱中症になりかけたりでなかなか進みませんが、また塗装の進捗を載せていきたいと思います。
というか、今週はずっと天候が良くないようなので塗装ができない可能性が…😥
来週のネタはまた別途用意しておいたほうがいいかもしれませんね👻
それではm(_ _)m