HGUC グスタフ・カールを作る 11 脚部の完成

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製作記

バンダイのガンプラ HGUC グスタフ・カール を作っていきます。

作るプラモデルはこちら

今回の作業は

  • 膝と太ももの加工

です。

今回の作業で脚部は一旦完成となります。

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安上がりな「偽ダンモ」で段落ちモールドを作る

この項で載せる写真は、錆びくれてて若干汚いので
お食事中の方は見ないほうがいいかもしれません。
撮影用に新品を用意しようと思ったのですが手持ちがありませんでした…(´・_・`)

HGUC グスタフ・カールの膝関節のパーツ。
これって裏側を見るとちゃんと中央が段落ちになってるんですが
なぜか正面側は真ん中でパーツ割りされておらず左右に偏りがあります👹

裏側は中央に段落ちがある

とはいえ接着してしまえばいいですし、
実際接着してもよほど細かい塗り分けでも目指さない限り塗装はなんとかできそうです。

ただ私は接着した関節の内側にエアブラシで塗装していくのが苦手で😥、
ついつい塗膜を厚くしてしまいがちなので接着なしの方がよさそう…。

そこで、膝の正面側の合わせ目も段落ちモールドに加工することにしました。

段落ちモールドを作るにはスジボリ堂のダンモを使うのが一般的かと思います。

が、ご多分に漏れずこの商品も高い( -_-)
私はちょっとこれに5,000円とか出せないです(あくまで私の感想です)。

そこで私はダンモと似たようなことができるアイテム、
「偽ダンモ」を自作して使ってます。

以下錆くれ画像で汚いのでご了承くださいm(_ _)m

オルファのアートナイフ平刃を用意し、
そこにガイドとなるプラ板を瞬間接着剤で貼り付けます。
タミヤの平刃でもいいです(こっちの方が安いかも)。

これで偽ダンモの完成です。

貼るプラ板の厚みは0.5mmぐらいあればいいと思います。
あまり薄いとヨレたりするのでちょっと厚い方がよいかと( •ܫ•)

プラ板を貼るときはこのようにします。

画像は工作時をイメージ

段落ちモールドを作りたい幅の厚みのプラ板を平置きして、
その幅に合わせて、アートナイフ刃に貼るガイドプラ板を瞬着で止めます。

平板の厚み分が偽ダンモで削れる段落ちの幅になります。

  • 置いた平板が厚さ0.5mmのプラ板なら段落ち幅も0.5mm
  • 置いた平板が厚さ1mmのプラ板なら段落ち幅も1mm

という感じです。

更にアートナイフ平刃の幅とガイドプラ板の幅とを計算・プラ板切り出しして貼れば、
刃の両サイドに彫り幅の異なる偽ダンモが出来上がり
ます。

あとはこれを使ってゆっくりプラモパーツの縁に添わせて削るだけです( ‘ω’ )و

偽ダンモで段落ちモールドをつくって、
見やすいように溶きパテを塗ってみました。

一部若干ガタつきが出てますが
このHGUCグスタフ・カールの膝関節パーツの正面、
ちょうど合わせ目の近くにランナーとの接合部分があった(たぶん)ようで
えぐれやカット時の変形の影響が出た感じ( ´Д`)

なので万全を期すなら接着が一番いいのかもしれません。

私はこの後ヤスリがけ等でなんとか整面したいと思います💦

以上偽ダンモの紹介でした。

私は本物?のダンモは使ったこと無いので分かりませんが
きっとあちらは高いだけの事はあるのだろうと思います(たぶん)。

ですが、今回紹介した偽ダンモでもそこそこの加工は出来ますので、
あんまり予算をかけたくないなぁ…という方はぜひ試してみてください( ‘ω’ )و

膝関節の横にある丸いパーツにはプラを刻んで貼ってみました。

太ももの後ハメ加工

HGUCグスタフ・カールの太ももは合わせ目がでるので接着して消したいと考えました(当初は)。

ただここを接着すると膝関節を挟み込むことができないので後ハメ加工が必要です。

そこでこうしました。

膝関節(画像右)の突起が段差のあるT字型になっています。
これに合うように太もも(画像左)の本来T字を挟み込む部分をカット&削り加工。

これで太もも接着後に膝関節を差し込むことが可能になります。

ただですね…。
ももを接着して、あれこれ工作してスジボリを進めていくうちに、
これって無理して接着せずに合わせ目をスジボリラインとして生かしても良かったかなぁと思いました。
むしろそっちの方が私の作風(別に大したことじゃないけど)的には良かったのかなと。

スジボリしない&合わせ目を消したいという場合は接着1択なのでしょうけど…。

太もものスジボリと加工

ガイドテープを貼って地道に彫る

太ももの部分はパネルラインをスジボリして、正面から見た4箇所にちょっと深めの彫り込みを入れました。

彫り込みの位置決めはidoraエッチングガイドを使っています。

ただこの箇所、微妙に曲面な上に、幅も狭く、プラモ自体のパーツラインも甘いため
エッチングガイドを使ってもピタリと位置を合わせるのが難しいです。

この手のディテールはHGよりもパーツが分割してあってアタリの取りやすいMGに向いた意匠かなぁと思いました。
無理せず、何もしない事が最善手なのかもしれません👻

その他、このようにしました。

側面は左右同じに
後ろ側

太ももはプラ板を貼り付けず、シンプルにスジボリだけに留めました。

股関節接続部にプラパイプを埋める

ももの上にある股関節との接続部分。
ここには本来ポリキャップを埋めるための穴がかなり大きめに空いています。

そこでプラパイプを埋めてみました。

使ったのはWAVEのプライパイプ4mm 肉厚(内径2.2mm)です。

差し込んだあと、ニッパーで余計なところをカットして、あとはヤスリがけで面を合わせます。

まだプラパイプの内径分大きめの穴が空いてますが
完全に埋めると斜面+Rがかかっていて加工やデザインが難しいので、
今回はプラパイプだけにして塗り分けでもしようかと思います。

脚部全体像

という事で足の作業が一応終了🐥

足の全体像を載せてみます。

それぞれバラバラに進めていた作業も、
まとまるとそれなりに一体感が出てきたような感じです( •ܫ•)

まだ空白地帯があるので、そこを加工するかは最終的に全身を見てから決めたいと思います。

これにて一旦脚部は完成とします。

おわりに

ということで今回はここまで。

すでに腰?スカート?部分は工作を進めているのでそちらはまた次回。

本来一番目立つであろう胸部に手を付けてない&まだ何も考えてないので、
そこがこのあと大変かなぁと思います(^_^;)

工作しているうちに梅雨も開けてくると思うので、そしたらすぐに塗装したいですね。

とはいえ、カラーリングとかガチで何一つ考えていないのでそれもまた難題ですが…💦

それでは👻

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