TRUSCO(トラスコ) セーフティゴーグル TSG22OD のレビュー

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レビュー

エアブラシ塗装時の保護メガネとして
TRUSCO(トラスコ) セーフティゴーグル TSG22ODを買いました🙂

どういう製品なのか、また実際に使ってみた感想などをレビューしてみたいと思います。

これから買う方の参考になれば幸いです。

以下、いつものように自腹で買ったので正直に感想を書きます。

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気分はジオン兵

購入の経緯

皆さん、エアブラシ塗装時に目を保護してますでしょうか?🤓

特にサーフェイサーを吹いていると
塗装ブースのフィルターの目詰まりが早い→作業に熱中しているとフィルター交換がめんどくさい→そのままエアブラシ塗装を継続→吹き返しで塗料が顔に戻ってきがち😣
となりやすいです。これは健康に良くない😥

私はこれまで目の保護に100円ショップで買った作業用保護メガネを使っていました。
が、このメガネ、防毒マスクをしているととても曇りやすい…☁

そこで曇りにくいゴーグルタイプの製品を探して今回のTRUSCO(トラスコ) セーフティゴーグル TSG22ODを購入した次第です。

外観・特徴等

TRUSCO(トラスコ) セーフティゴーグル TSG22ODはこんな感じです。

パッケージ。

説明書き。曇り止めレンズに加えてベンチレーションで曇らないと書いてあります。
これは期待できそう。

パッケージ裏面。

ただし、メーカーが想定する本来の用途は研磨やグラインダー作業、土木、粉砕、粉末取り扱い「など」とのこと。

などの所にエアブラシ塗装がワンチャン入ってる可能性は0ではないものの😅、元々エアブラシ塗装のような有機溶剤系の作業用途ではないと思ったほうが良さそうです。

なのでガンプラの塗装に使うのは用途外で自己責任と考えたほうが良いと思います。
以下は自己責任ということを御理解の上お読みください。

パッケージから出してみました。

オリーブドラブ的なカラーで着けるとジオン兵の気分になれます😋
一応補足すると、Amazonの商品写真より濃い目の落ち着いたカラーになってます(私の肉眼での印象)。

上部のスリット。

下部のスリット

製品本体にはスリットが下部、上部に入っています。
ここから空気を逃がすことで曇らなくなるという仕組みなのでしょう。

顔に触れる部分のパーツはプラ素材のため割と固めですが、固くて全く曲がらないというような事もありませんので、使い込んでいくうちに少しずつ馴染みそうな印象も受けました。
私の場合は、開封後に即着けてみて、痛いというような事は特にありませんでした。

ただ、顔の形は人それぞれ異なると思いますし、人によっては装着したときの印象は異なるかもしれません。

こちらのゴーグルのバンドは固定式です。
例えば似たようなコンセプトの商品で山本光学のYG-6000BB ゴーグル

にはベルトがバックルタイプで素早く取り外しできるものもあります。

私も山本光学のものと今回のトラスコのものとどちらにするか迷ったんですが、
別にそこまで素早くベルトを外すシーンもないでしょうし、何と言っても値段がおよそ3分の1以下、そして何よりジオン兵の気分が味わえそう😋だったのでTRUSCO(トラスコ) セーフティゴーグル TSG22ODを購入しました。

気になる点

TRUSCO(トラスコ) セーフティゴーグル TSG22ODにも気になる点はあります。

私の場合ですが、鼻の上に隙間ができて密着という感じでは装着できません。
これは顔の形状にもよると思います。
ただ買ったばかりでまだプラ部が固いのでそのうちなじんでくればまた印象が変わるかもしれません。

また防毒マスクと併用するとマスクのノーズ部分とゴーグル下部が少し干渉するのでゴーグルのみを着けて私が感じる自然なベストポジションと、両者の併用時ではちょっと理想の位置がズレてしまいます。
ただ微妙な差なのであまり気にせず使うことはできました。

※私が使っている防毒マスクは⬇の興研のものです。

最後に(普通の)メガネとの併用です。
本製品はゴーグル内部が広いのでメガネを中に装着して使うことが可能です。

ただしメガネのツル(横の耳にかける部分)とゴーグルの側面は接触するため、ツルにある程度の力がかかりそうな印象です。

このゴーグルにはバイクヘルメットのメガネスリットみたいにメガネのツルの部分だけゴーグルの側面が少し凹んでいて、ツルを逃がす工夫はしてあります。

赤丸の部分がメガネスリット。反対側にもあります。

ただ凹みはそこまで大きくないのでメガネによってはツルと干渉する可能性があります。
干渉してもゴーグル筐体はプラ素材で、ある程度の柔軟性はありますが、メガネに負荷がかかる可能性はありますので、併用するメガネは安価なものにしておいたほうが良いかもしれないですね🙂

実際の使い心地ーダメな製品ではないが長時間使用すると曇る

実際このTRUSCO(トラスコ) セーフティゴーグル TSG22OD単独で装着してみました(防毒マスクなし)。
10分程度装着しても曇りはありませんでした。

次にゴーグル+防毒マスクの組み合わせでエアブラシを使って塗装を行いました。
ダイソーの保護メガネでは曇る時間を過ぎても曇りは発生しません。

しかし、その後ゴーグルを20分ほど使っているとゴーグルの中に曇りではなく水滴がつき始めました🤕
曇って見えないということまでには至りませんが、微妙な水滴で目で見える像が歪んでしまい、塗装作業がやりにくくなります。

たしかに謳い文句どおり曇りません。
ただ曇らないんだけど水蒸気/水滴は付くのでうーんという感じです🤕

これは防毒マスク内で呼吸をする→鼻の上の方から呼気が漏れる→ゴーグルの鼻の部分の隙間から呼気が入る→呼気に含まれた水蒸気がゴーグル表面に付く

という流れではないかと思います。

ただ私の防毒マスクは既に7年近く使っています。
頭の締め紐は定期的に新品と交換するようにしていますが、面体そのものが経年でヘタってきて顔/鼻との密着度が下がっているという可能性があります。

もう一つはゴーグルそのものに鼻の部分に隙間があることも問題だと思います。

こればっかりは個人の顔の形状や併用する機材(今回は防毒マスク)との相性によって異なると思いますので一概にこの組み合わせだからダメとはいい切れません。

もしかすると防毒マスクを左右に吸収缶があるタイプでそこから呼気を逃がすタイプに変えるといいかもしれないですしね。

改造する

本製品はたしかに曇りはしないんだけど、少しでも使い勝手を改善できないかと工夫することにしました。

ゴーグルの鼻の部分の隙間を埋めるためにダイソーでこれを買ってきました。

住まいのコーナー等にある家具やドアなどに貼る隙間テープです。
スポンジに両面テープが貼ってあります。

これを適当に切ってゴーグルの下部、鼻の部分に貼りました。

この状態でエアブラシ塗装を行いました。
スポンジでうまく隙間が埋められ、素の状態に比べてゴーグルに水滴が付くまでの時間が30分ほどに延長されました。

また水滴が付き始めてからも見えにくくなるまでの時間もゆっくりになっています。

しかし依然として水滴が付き、像が歪んで見えるという問題の完全解決には至りませんでした。おそらくまだ隙間があってそこから呼気が入ってるんでしょうね。

もう少し隙間埋めを考えてみつつ、私は、水滴が付きだしたら休憩して集中力を取り戻す&ゴーグルをフキフキすることで対応しようかと思います😅

終わりに | エアブラシ塗装とゴーグルについて考えてみる

今回のTRUSCO(トラスコ) セーフティゴーグル TSG22OD。
残念ながらエアブラシ塗装用として完璧な商品!というわけには行きませんでした。
(もっとも本来エアブラシ塗装用ではないので仕方ないんだけど💦)

しかし、時間を区切って使えば十分に使えますし、何と言っても価格が安いので価格分の価値はあると思いました。

また今回私はうまいこと合いませんでしたが、顔の形に依るところもあると思いますので、人によってはシンデレラフィットでとても良い商品になる可能性はあると思います。
(逆もまた然り)

私も、もう少し改良点が無いか探りつつ今後も使ってみたいと思います。

本来の保護メガネとしての用途としては十分な製品だと思います。
長時間つけてても痛くなるような事もありませんでしたし、エアガンなどで遊ぶときの保護ゴーグルにもいいと思います。
渋めのオリーブカラーなのでミリタリーアイテム風にも使えそうですね。

🥽🥽🥽

さて、今回のダイソーで買ったスポンジを見ているうちに私は思いました。
これってスキー/スノーボード用ゴーグルで顔と接触する部分にクッション材が設けてあるものとかの方がより密着度が上がってエアブラシ塗装に良いんじゃないかと。

私はスキーもスノーボードもやったことありませんが、冬山でゴーグル曇ったら大事故になるでしょうし、ああいうジャンルの製品の方が案外密着&対曇りという面ではよいのかもしれないですね。

ただああいうのって表面がミラー加工してあるのが多いですよね。
クリアレンズなものがあれば良いのですが…。

あるいは、オフロードバイク用ゴーグルとかもいいかもしれません。

これこそ曇ると命に関わってきますし、こちらならクリアレンズタイプも豊富にありそうです。

ただこの手の商品は手元や近距離の下側が若干見にくい(なんかギャプランみたいだ)タイプがあるので、その点は注意が必要かも。

それかもう思い切って水泳用のゴーグルとかいいかも😅

今は見てくれは二の次で、とにかくエアブラシ塗装のミストから目を守ることが最重要課題。

となると案外この水泳用ゴーグル案は、自分で言っといてアレですが理にかなっているような気がしてきました。
水泳用ゴーグルの密着性はかなり高いですし、呼気が漏れ入る可能性もかなり低いでしょう。

あと、あれはあれで着けたらバスク・オムの気分が味わえそう(笑)😋

ということでエアブラシ塗装の理想のゴーグル探しの旅はもう少し続きそうです。

すぐに新アイテムを調達するかは分かりませんが、また何か良いのを手に入れたら記事にしてみたいと思います。

それでは👻

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