メタリックナノパズル専用ツール(細型) レビュー | プラモデルのスモールパーツに対する作業が楽になる

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レビュー

こんにちは😊

新たなプラモデル製作用の道具を調達したところ、かなり使い勝手が良かったので紹介します。

今回紹介するのは

メタナノ専用ツール(細型)

です。
正式名称は「メタリックナノパズル専用ツール」というそうです。

以下、いつものように自腹で買ったので正直に感想を書きます。
※案件じゃないです😅

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メタナノ専用ツールとは

メタナノ専用ツール(細型)はものを挟むための工具になります。

本来の用途はメタリックナノパズルという金属で出来た模型の工作に使う道具です。

こういう鎧とか

お城もあるみたいです。

そしてなんとガンダムシリーズもあるようです😮

たまにはプラモデルじゃなくてこういうのも作ったら楽しそうですね😊

メタリックナノパズルを展開するテンヨー社のサイトはこちら。

メタナノ専用ツールの形状は一般的なラジオペンチに似ていますが、
最大の違いはラジオペンチの挟み付け部分にあるようなギザギザの溝が無い点。
ハンドルを握ることで精密に加工されたまっ平らな面で圧力をかけ、挟んだ物をガッチリ挟む事を可能にする工具です。

またこの細型は先端がとても細くなっており、とても小さなものをつかむことが出来ます。
ノギスで測ったら先端の幅は約1mmでした。

メタナノ専用ツールには今回私が購入した細型の他に、一回り大きい平型もあるようです。

私は小さい方が自分の用途(プラモデル作り)で取り回ししやすいかも?と思って細型にしてみました。

スモールパーツを絶妙な力加減で挟める素晴らしい道具

ではメタナノ専用ツール(細型)を実際に使った感想・レビューです。

その前に、この工具の本来の用途はメタリックナノパズルを作るというものになります。

以下はその用途とは外れ、プラモデル(ガンプラ)製作に対して使った内容となります。
ですので、参考にする場合は自己責任でお願いします😅

パッケージはこんな感じ。

高品質な日本製ということを謳ってあります。
もしかしたら中華製でも世の中には似たようなものがあるのかもしれませんが、
こういう繊細な工具はやはり日本製が安心ですし、実際に品質も高いですよね😊

裏面には注意書きが書いてあります。

挟む部分はこんな感じです。きれいな面に仕上げられています。

何年も使い込んでいる、タミヤの薄刃ニッパーと並べてみました。

※なお私知らなかったんですが、今ってタミヤの薄刃ニッパーに先細タイプがあるんですね😮

今度ニッパー買う時はこれにしようかしら…🤔

メタナノ専用ツール(先細)の大きさはタミヤニッパーより少し大きいくらいで、多くの人の手に馴染みやすいサイズだと思います。
私は手が小さい方で手袋はSサイズ~Mサイズの間ぐらいですが問題なく使えました😊

実際にメタナノ専用ツールを握って使った感じを言葉で表現するのは難しいですが、

じわっと自分の手の力で、かける圧力を繊細にコントロールできる

のが素晴らしいと感じました。
握ると、これは安価なラジオペンチ等とは全く違う工具なんだと気付かされます。

この絶妙な力のかけ具合をコントロールできることで、自分の指先では掴みにくい小さなものまでしっかり掴み・保持できるのが素晴らしいです。これはいいものだ🏺

こちら⬆はEGガンダムのバックパック⬇

に貼り付けたコトブキヤ 角モールドの小さな小さなパーツ(1辺4mmほど)です。

こういう極小パーツをニッパーで切り出した後、切断面を整えようとやすりがけする際
指で挟むとなかなかうまく保持できずヤスリをうまく当てるのも一苦労ですよね。
また最悪の場合、パーツを飛ばしてしまって行方不明になりかねません😥

が、メタナノ専用ツールならあっさり掴めます😊
ラジオペンチでも挟めなくは無いですが、その場合ギザギザの溝でキズがつきかねません。
小さいパーツは得てして薄い事も多く、なおさら変形に繋がります💦

しかしメタナノ専用ツールを使うことで傷もつけず、更に絶妙な力のかけ具合を自分の手でコントロールできるため作業性が格段にUPします。実際、EGガンダムの製作時に活躍しました。

こちらも先程のEGガンダムのバックパックに付けたコトブキヤの丸ノズルです。

切り出した後をやすりがけするのが簡単に行えました。

同じくEGガンダムの腕にある穴を埋めるために作った、とても短くカットした3mmプラ棒も簡単に掴めます。

この状態でプラ棒断面の淵をヤスリがけで面取りしたのですが、指でつまむよりずっと楽に行えました。

このようにメタナノ専用ツールを使うことで小さいパーツに対する作業性が格段に向上しました😊

逆作用ピンセット(自動で閉じるやつ)とどう違うのか?

逆作用ピンセットとは板バネで閉じてるのが通常状態のピンセットです。

え、まって、それなら100均の逆作用ピンセットでよくない?⤴👩

という疑問もあるかと思います。私もそう考えていた時期がありました。

ところがぎっちょん😈

逆作用ピンセットはたしかにパーツをある程度は保持できますが、力のかけ具合をコントロールすることは出来ません。
そして、やすりがけ等を行う場面では意外なほどその保持力は弱く、ヤスる力に負けてパーツがずれて行きがち。最悪パーツがどっかに飛びます( -_-)
またギザギザ部の摩擦で保持しているため小さなパーツだとキズも付きやすいです。

私が実際両者を使った感想ですが、逆作用ピンセットよりもメタナノ専用ツールの方がはるかに安定します。というか比較にならないですね😅
それにキズもつかないので使いやすいです。

番外編:逆作用ピンセットの有効活用方法

とはいえ、逆作用ピンセットにももちろん良いところはあります。

せっかくなので私が普段やってる、逆作用ピンセットの有効活用方法をついでに紹介します。
(これだけで記事を作ることもなかなか無いですしね💦)

紙やすりを小さく切り出します。

紙やすりは水研ぎ対応の硬いものではなく、空研ぎ用の物がオススメです(割れにくいため)。

やすりを先端から出すようにして逆作用ピンセットで挟みます。

小さく輪っかを作ります。

作った輪っかを垂直に押し付けて潰し、紙やすりをT字に変形させます。

これで狭い場所や曲面に対応できるヤスリが出来ました( ・ᴗ・ )

T字の端の折り返し部を使えば入り組んだ狭小部分にもヤスリがけできるので便利です。

板に貼り付けて狭小部分用のやすりを作るのもいいですが、こちらで対応できる場合は素早く作業に入れるので便利です。

おわりに:ちょっと高いけど便利なのでオススメの工具

以上、メタナノ専用ツール(先細)の紹介でした。

まあ正直なところ、ネックは価格だと思います💸

ただの挟むだけの道具に1,000円以上も~??

という意見もあると思います。実際私も買う前にしばらく悩みました😅

ですが買って実際に使ったらすぐに、

あ、これは買って正解のやつだ

と感じました。
スモールパーツに対する作業性がこれがあると無いとではぜんぜん違うんですよね。

これまで小さいパーツは指先でつまんで無理やりヤスリがけしてたんですが、うまくつかめないわ、指が邪魔で狙ったところにヤスリがけ出来ないわ、パーツは飛んでいくわでけっこうストレスもありました😥
それがこのメタナノ専用ツールの導入でかなり楽になりました。

一方、メタナノ専用ツールも慣れてコツを掴まないとうまくパーツを保持できないという難点もあります。
とはいえ、ちょっと練習すればどういった力加減で扱えば良いのかはすぐに分かってくると思います。要は慣れかと。

あと、いくら高性能であっても何でもかんでも世の中のどんなパーツに対してもうまくいくツールでもないと思いますので、購入するならお財布と相談の上に自己責任で判断って感じでしょうか。

正直そこまで出番が毎日バシバシ来るわけでもないアイテムなので、
これがガンプラ作りに絶対に必要か?と言われるとそれはまた違うと思います。
素組みor合わせ目消し→スジボリ→塗装の人はおそらく無くても大丈夫かと思います。

一方、プラ板や市販パーツを使った改造を行う人には一気に活躍の場が出てくるツールだと思います。

あとは自動車、航空機、戦車、船舶と言ったスケールモデルで極小パーツを取り扱うシーンが出てくる方や、エッチングパーツを取り扱う場合にも活躍しそうですね。

メタナノ専用ツールは、手の延長の感覚で自分で力加減をコントロールできるのが最大のメリットだと思います。
私は不器用なためこの道具を買ってよかったです。
スモールパーツに対するアプローチ時のストレスが大きく減りました😊

メタリックナノパズルを作る用途はもちろんですが、模型作りで小さいパーツへ対する作業が多い方にはオススメしたい道具です。

それでは👻

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