製作に長期間かかっていましたが、MGガンダムヘビーアームズが完成しました。
前回の記事はこちらです。
今回は全体につや消しクリアーを吹き表面を整えた後、最終調整としてヘタった関節部分の修正を行いました。
作るプラモデルはこちら。
MG 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ガンダムヘビーアームズ EW版 1/100スケール
ガンダムWシリーズのMGは再販のサイクルが早く、わりと手に入りやすいのが良いですね🙂
あとW系のMGはお店で結構安くなってる事が多い印象。
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ヘタってきた関節を修正する
製作が長期間に渡ったこともあって、すでにMGヘビーアームズの肩関節のポリキャップ部がゆるゆるでかなりヘタってきています。
MGヘビーアームズの肩部分はそのまま組むと合わせ目が出てしまうので、私は製作途中で接着して合わせ目を消しています。
なので今から分解してポリキャップの部分を加工することはできません。
もっともこの肩部合わせ目、そこまで目立たないので段落ちモールド等で逃げても良かったかもしれないですね😥
ガンプラは肩関節、股関節が長期間経つと結構へたりやすいので、今後は修正のことも考えて作りたいと思います。
もっとも、さっさと作って完成させる事が最適解かもしれませんが…🙄
ゆるくなったポリキャップ部を補強するためにマスキングゾル(改の方です)を水で溶いて薄くしたものを、
筆でポリキャップの部分に流し込んで摩擦係数を増やしてあげることにしました🙂
この手法は木工用ボンドを水で薄めたもの、あるいは水性ニスを使っても行えます。
ホームセンターや100円ショップ等に売ってる透明水性ニスでもOKでしょう。
ガンプラ界隈ではこういった用途にはリキテックスのパーマネントバーニッシュを塗ると良いとの声もありますが、あれも本質的にはニスを塗って乾燥後の摩擦係数を高めているだけなのでやってる事はそこまで変わらないと思います。
もちろんパーマネントバーニッシュも良い製品なのだろうとは思いますが、わざわざ関節の手入れ用途で高いものを買わずとも身近にあるものを工夫して代用でも良いんじゃないでしょうか🙂
マスキングゾルを使うと乾燥後にやや青みが出ますが、今回は肩関節の奥まった部分が対象です。
組んだらほぼ見えなくなるので気軽に使える手持ち材料のマスキングゾルを使いました。
ゾルは溶く水の量で粘度調整ができますし、また後から水で簡単に溶かせるので、もし今後何か新たな手法を発見して試したくなった場合のリカバリー性も考慮して今回はマスキングゾルを使いました🙂
MG ヘビーアームズの完成
ということでMG ヘビーアームズが完成しました。
感想
今回初めてウェザリングに挑戦しましたが、初の試みにしてはまずまずうまく行ったのではないかと自分では思っています。
ただ反省?として今後に活かしたい点もいくつかありました。
テトロンシールは使わない
プラモデル付属のテトロンシールは貼った後の段差が激しい&今回のようなシリコーンバリアーを使った手法とすこぶる相性が悪い事が分かりましたので、今後は使わない方向性で行きたいです。
バンダイには水転写デカールの潤沢な市場供給をお願いしたいです🙏
チッピングをもっと大胆に大きくやっても良かったかも
チッピングによるウェザリングを行いましたが、もっと大胆に大きな面積を剥がしても良かったのではないか?と思いました。
この辺りは好みだったり目指したい作風にも依ると思うのでケースバイケースなんでしょうけど。
次回ウェザリング(たぶん装甲騎兵ボトムズのプラモ)ではもう少し面積の広いチッピングを試してみたいと思います。
シリコーンバリアーの2重塗装は効果はそれなりにあるけど、扱いが難しい
今回、ガンダリウム合金(ガンダニュウム合金)とその上の下地とをシリコーンバリアーを使って二重にコーティングして個別にチッピングで剥がせるようにしました。
それなりに効果はあったものの、作業の大変さに応じた効果が出たかというとなんとも難しいところです😅
作業の大変さを顧みると、後からシルバー部分はウェザリングで書き足すアプローチでも良かったかもしれません。
これらの点を今後のウェザリングに活かしていきたいです🙂
長きに渡ったMGヘビーアームズの製作もこれで終了。
時間はかかりましたがなんとか無事に完成させることができて良かったです。
それでは🌸
MG 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ガンダムヘビーアームズ EW版 1/100スケール