プラモデルを飾るディスプレイ台を作る

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製作記

プラモデルを飾るのに便利なディスプレイ台を作ってみました。

今回作ったのはイメージとしては戦闘機が飛び立つ滑走路ですが、
ガンプラでもその他プラモデルでも使えると思います。

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セリアのホビー用ポリスチレンフォームからディスプレイ台を作る

100円ショップのセリアで売られている

ホビー用ポリスチレンフォーム

をベースにプラモデルを飾るためのディスプレイ台を作ります。
これが100円(110円)で買えるのはありがたいですね。

今回使うホビー用ポリスチレンフォームのサイズは
縦20cm×横30cm×厚み2cmとのこと。

実際は多少誤差がある感じです。
(ポリスチレンフォームなのでここは仕方ないですよね🙂)

ジェッソを塗って下地の面・色を整える

最初にポリスチレンフォームにジェッソを塗って下地を整えました。

プラモデル塗装でいうところのサーフェイサーの効果を意図しています。

※ジェッソは1日も経てば乾燥します。

ジェッソを塗って表面色を整える

この作業が必要かどうか?と言われれば、ここを飛ばして次の工程の
情景テクスチャーペイントでの塗装にいきなり入っても大丈夫かもしれません。

私は素材の青色がそのままで大丈夫かしら?と思ったのと、色味を整えたかったのでジェッソを塗りました。

なお今回白が安かったので白を塗りましたが、
黒いジェッソでも良いかと思います(上に塗る色の明暗が変わるとは思いますが)。

タミヤ情景テクスチャーペイントペイントで路面を作る

ジェッソを塗って塗面を整えた上からタミヤの情景テクスチャーペイント(路面 ライトグレイ)を塗ります。

エアブラシは詰まるからダメとのこと

塗る際はヘラのようなものがあったほうが良いです(情景テクスチャーペイントは粘度が高いので筆よりもヘラのほうが適していると思います)。
私は適当なプラ板をヘラ代わりにして塗ろうとしたのですが
それだと難易度が高かったため、手持ちの長年使ってる油絵用のパレットナイフを使いました。

こういうの⬇

またケチるため水で少し薄めて塗りました。
水性塗料なのでOKでしょう。たぶん😅
塗ったら乾燥させます。

塗ると一気にコンクリ感が出てきますな🙂

1度塗りを乾燥させた後、アクセントがあったほうが良さそうだったので縦横に溝を作ることにしました。

ボールペンを押し付けて溝を掘る

ボールペンを使い、ペン先根本の筐体部分(何という名称かはわからない)をポリスチレンフォームに押し付けるような感じで強く当てて定規を使って溝を彫りました。

最初、Pカッターで溝を彫ろうとしたのですが、Pカッターだとポリスチレンフォームが引っかかってガタガタになるため、辞めておいたほうが良いと思います。

溝を作ったので、溝に色を塗ることも含めて情景テクスチャーペイントを再度塗り、
溝以外の箇所も全体的に色味がなるべく合うように塗っていきます。

私はケチって薄めた情景テクスチャーペイントを全体のバランスをみつつ3度塗りしましたが、ケチらずに最初から原液を塗ればもっと低い塗装回数で済むかもしれません😅

ペイントが乾燥したら表面を240番のヤスリで軽く均しておきました。

これはツルツルにまではせず、大雑把に均しつつ、コンクリート的な擦過感を施す感じで良いと思います👍

滑走路のラインをエアブラシで塗る

作業過程の図。左上の部分にもこの後ティッシュペーパーを貼って保護しました。

更にアクセントを付けるためマスキングをしてラインを塗装します。

しっかり乾燥させた情景テクスチャーペイントはマスキングテープを貼っても大きく剥がれるようなことはありませんでした。

マスキングテープの貼り方は

  1. 最初に引きたいライン幅のマスキングテープ貼る(今回は6mm)
  2. そのテープの両サイドに塗装面外カバー用のマスキングテープを貼る
  3. 1で貼ったライン幅のマスキングテープを剥がす
  4. 両サイドに貼ったマスキングテープに大きな面積を保護するためのティッシュペーパーを別途マスキングテープ等で止める

です。

このようにすればフィルムのついた表面保護用のマスキングテープが無くてもティッシュペーパーやキムワイプで代用できます。

ラインの塗装には以前ガーンズバック マオ機を塗装した時に余っていたオレンジを使いました。

配合はクレオスのGX1クールホワイトとクレオスの59番オレンジを1:1で3倍希釈です。

Mr.カラー C59 オレンジ(橙)
GSI クレオス(GSI Creos)

ただこのライン、オレンジはややクセが強いので、無難に行きたい方は白でも良いかもしれません🐶

エアブラシでラインを塗装したら生乾きの状態でマスキングテープを剥がします。
(こうすることで乾燥後に塗膜を巻き込んで剥がれることを防ぎます)
そして1日ほど乾燥を待ちます。

Mr.ウェザリングカラー マルチブラックで全体をウォッシング

次にMr.ウェザリングカラー マルチブラックを溶剤で2倍ほどに希釈したものを全体に塗ります。

塗ったばかりの状態。ここから溶剤を染み込ませたティッシュペーパー等でボカしていきます

塗ったらまだ乾いていない状態でティッシュペーパーやキムワイプ等に溶剤を染み込ませたものでポンポンと叩くようにして大雑把に拭き取ります。

これでコンクリート風塗装面全体を調色してやや暗い感じに持っていきます。

自分の好みになるまで塗る→拭き取りを行って調整します。

Mr.ウェザリングカラー グランドブラウンで溝を塗装する

Mr.ウェザリングカラー グランドブラウンを溝の部分に塗ってアクセントを付けます。

まだボカしていない状態。この様にあまり大胆に塗ると後から苦労します。

このとき、はみ出た分は溶剤で拭き取ったりボカしてなじませたりするのですが、
後からはみ出た分は修正できるから大雑把でいいや~😋と塗装しないほうが良いと思います(私の事デス)。
あまり適当に塗るとリカバリーが大変なのと、今回コンクリート面をそこまで平滑にはしていないので、ボカしたり拭き取りにも限度があります。

また私はグランドブラウンをそのまま塗りましたがこれも良くなかったです😥
溶剤で2倍程度に薄めたものを必要最小限だけ塗ることをおすすめしたいです。

今回はもう仕方ないので、「溝に溜まった泥汚れが思いの外溝外にも滲み出しているのだ」と脳内ででっち上げ解釈しました。

木材を塗装して枠を作る

仕上げとしてホビー用ポリスチレンフォームの側面部分に木材を貼り付けて枠を作ることにしました。

ホームセンターで幅2cm、厚み2mmのヒノキの板が売られていたのでそれを使いました。
ダイソーにも似たような木材が売られていますが、あちらは21mm幅なのでちょっと大きいです💦

ヒノキ板をポリスチレンフォームのサイズに合わせてカットして、ダイソーで売っていた水性ニスのウォールナット色を塗ります。

羽生さんにはなんとか100期取って欲しい😥

4辺分の板を作ったらポリスチレンフォームに木工用ボンドを塗って貼ります。

板を貼ったら輪ゴムで数カ所止めて1日待てばしっかり固着されます。

板をぴったり寸分の狂いなくカットするのは難しいと思うので
ある程度は現物合わせをしながらノコでカットして調整することも必要かと思います。
私は今回貼った後でノコでカットしました。

私はホビーノコとしてこちらのユニバーサルソーを使っています。

替刃が豊富ですし、私はこのノコギリで木工、アルミ、プラモデルカットまで使っていてとても便利です。鋭い切れ味でキレイに切れます🙂

今回もこのノコのお陰でキレイにカットできました。

プラモと言えば色々調べるうちに知る人ぞ知るピラニアノコにたどり着く方も多いと思いますが、
このユニバーサルソーはメイドインUSAで刃の厚みは一番薄いもので0.254mmなので、
まあピラニアノコとだいたい似たようなもんだろーと勝手に思って私は使っとります🙂

完成

てな感じでそこそこ工程もあるし乾燥時間もわりかし必要ではありますが、プラモデルのディスプレイ台ができました。

こんな感じです。

以前作ったYF-19を載せてみました。

そういえばYF-19ってバンダイから新作が出てるんですよね。

これはいつか作らねばなるまいて…。

ハセガワのブルーインパルスはこんな感じ。

そろそろゴールデンウィークもやってきますし、時間が取れる時にこういったディスプレイ台を作ってみるのも良いかもしれません🙂

今回は以上です。それでは🌷


今回のディスプレイ台の元ネタはこちらのYAS氏の動画です。

こちらを参考にしつつ自分なりにアレンジしてみました🙂

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