MG ガンダムヘビーアームズ を作る 12 チッピング

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製作記

基本塗装が完了したMGガンダムヘビーアームズのウェザリング作業に入って行きます。

まず最初にチッピングを行い、表面塗装を部分的に剥がして塗装下地を露出させます。


作るプラモデルはこちら。

MG 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ガンダムヘビーアームズ EW版 1/100スケール

ガンダムWシリーズのMGは再販のサイクルが早く、今のご時世でもわりと手に入りやすいのが良いですね🙂
あとW系のMGはお店で結構安くなってる事が多くお財布にも優しめな印象です。

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MG ガンダムヘビーアームズにチッピングを行う

リーオーの105mmライフルを想定したスケール

私はチッピングをこれまで全くやったことがなく、今回が初めてのチャレンジ。
なので勝手がよく分かりませんが、
とりあえずまずはパーツを手、足などの大まかな部分で組み立て、部位ごとにチッピングを行って全体のバランスを見ながら作業を進めることにしました。

まず最初に気をつけたのが、MGは1/100スケールなので、1mmチッピングすれば100ミリ=10cmです。

ガンダムWの敵の実体弾兵器だとリーオーのライフルが105mm弾なので、この弾がヘビーアームズにかすったor装甲で留められていることを想定すると1mmほど以下の大きさのチッピングが妥当かなぁと考えました。

もろにリーオーの弾が当たるとか、実はリーオーのライフルがホローポイント弾でそれが着弾するとかであれば弾の径よりダメージ(剥がれ)箇所が広がると思われますが、今回は直撃風なダメージをプラモにつけてませんので、あまり大きなチッピングにならないように一応心がけました。
(今回はビーム兵器のダメージについては考えてません💦)

とはいえ、プラモデル(模型)ならではの見栄えをよくするために派手目で大きく剥がし(ダメージ)表現をするのもアリだと思います🤔
この辺は今後何度かウェザリングしていって自分なりに解を見つけていく必要があるんでしょうね。

タミヤ 調色スティックでチッピングする

さて、いざチッピングを行おうとしましたが、剥がし作業の道具に何を使えば良いのかが分かりません。

最初は恐る恐る爪楊枝や竹串の先端でカリカリと引っ掻いてみましたが剥がれず。

どうやら下地にシリコーンバリアーを吹いてあってもある程度は耐久力・密着力は残っているようです。
(組立時に手で触るぐらいでは剥がれないので、組み立ては安心して行えます)

ネットを調べた所、エポパテ造形などに使うスパチュラで行うとよいとの知見を得ました。

こんなの⬇

が、もちろん持ってません😅

こういうセットの一つでもあれば今後色々便利なのでしょうけど
私はあまりポリパテ造形はやらないので今回は購入を見送り
手元にあったタミヤ調色スティック

のスプーンになってるところを使ってカリカリした所、けっこういい感じに剥がれたのでこれで作業を行いました。

調色スティックでのチッピングを行い次のようなコツを得ました

  • スプーンの縁:ピンポイントでカリカリ剥がす
  • スプーンのすくう所の反対側(背でいいのかしら?):パーツをこすって面で塗装剥がし

この様に用途で使い分けできるので便利だと思いました。

特に背で擦るやり方は、今回シルバー層、オキサイドレッド層で2層下地になっているのが
それが微妙に混ざった感じで剥がせるので良いと感じました。

調色スティックでのチッピング、アリだと思います🙂

ただとても狭いところをチッピングするのは苦手なので、
それこそ先の尖ったスパチュラ的なのがあればいいのかもしれません。

チッピング 画像

でチッピングしたのがこんな感じです。

足裏は沢山擦れそうなので、ここで最初に練習して多めにチッピングしました。
素立ちで飾るので完成したらほぼ見えないですけどね😅

脚部は地面との接触とか、岩とか、跳ね返った石とかなんやかんやでたくさんこすれそうなので多めにチッピング。

シルバーとオキサイドレッドの2層剥がしもなんとかできました🙂

腕は足に比べて控えめにチッピング。

ミサイルは発射されるだけなので常にピカピカだと思われます。
なのでチッピングしてません(この後のウェザリングもしません)。

今回シールドは綺麗なまま塗装したので、ある程度削ってダメージ処理とかあっても良かったかもしれないですね。次に活かしたいです_φ(・_・

パックパックは控えめにチッピングしました。
濃い塗装色だとオキサイドレッドはほぼ見えないので、もっと違う下地でも良かったかもしれません。

武器を含め、この濃いグレーのパーツは現状チッピングのオキサイドレッド部はほとんど目立ってないので、この後のウェザリングでどこまで情報量を増やせるかがガキだと思います😥

胴体は一番守られる場所だと思うので足や腕に比べて控えめにしました。

ただ、コクピット部分はパイロットの乗り降りだったり整備作業等で稼働させたり
あちこち手で触れることも多いと思うので多めに剥がしておきました。

首の後ろの部分は手が滑って変なチッピングに😥
この後、ウェザリングで自然なふうにリカバリーできると良いのですががが。

頭部は若干やりすぎてしまった感があります💦
もう少し控えめが良かったかも。

シリコーンバリアーを使ったチッピングの感想

チッピングをしてみて、シリコーンバリアーを厚く吹いた所と薄くさっと吹いたところでは結構剥がれ具合に差があるんだなぁと感じました。

また、シルバー層→シリコーンバリアー→オキサイドレッド→シリコーンバリアー→表面色と塗装した所は
表面色だけを狙って剥がしてオキサイドレッドを露出させるというのは部位によってはなかなか大変でした。
シルバー層まで一気に剥がれてしまうことが多かったです😥

これについては、シルバー層の上のシリコーンバリアーは一番擦れるであろうパーツの縁だけに吹くとか、今後は色々と工夫すればもっと説得力あるウェザリング(チッピング)になりそうな気がします。

今回が初のチッピング・チャレンジなのでこの辺りはまた次回作以降に活かしたいです。

とはいえ、初めてやったにしてはそこそこいい雰囲気なものができたような気がします。
まずは自分が満足することが大事です😅

シリコーンバリアーを使ったチッピング、簡単に剥がせて効果も高いので結構良いと思いました。

おわりに

今回はここまで。

チッピング作業は始めるとついついやりすぎてしまい、剥がしすぎるともうやり直しが効かないのが注意したいところだと思いました。
今回やってみて、もう少し控えなチッピングでも良かったのかもと思いました。
次やる時は腹八分目のココロで臨みたいと思います🙂

次はウェザリング作業に入っていきます。

で、ここまで進めて思ったんですが、
これってデカールはどのタイミングで貼るんでしょう?💦

デカールもできれば部分的に破損などして文字やマークが掠れた風にしたほうがそれっぽいですよね。
もしかしてチッピングの前に貼って一緒にカリカリしてデカールごと剥がすのが正しかったんでしょうか…🤔

ウェザリングとデカールをどうするか、もう少し考えたいと思います。

今回の作業は以上です。


2022年の更新はもう無いと思いますのでここで年末のご挨拶を。

本年も沢山の方に訪問いただきありがとうございましたm(_ _)m
また2023年も引き続きコツコツとプラモデルを作っていこうと思います。

来年は色々作りたいプラモデルや、やりたい技法があるので
2023年の予定などはまた別途書いてみたいと思います。

それでは良いお年をお迎え下さい🎍


MG 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ガンダムヘビーアームズ EW版 1/100スケール

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