ハセガワ 荒野のコトブキ飛行隊 隼一型 エンマ機を作る 7

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製作記

ハセガワの 荒野のコトブキ飛行隊 隼一型 エンマ機 作成記#7です。

今回も写真中心で進捗を紹介します( ‘ω’ )و

作るプラモデルはこちらです

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ハセガワのデカールに苦労する

デカールを貼り終えましたのでまずは写真を御覧あれ📷

もし、この後、主翼のイエローライン塗装に失敗orマスキング後の剥がしで迷彩柄ごと持っていかれたらこのプラモはもう終わり。リカバリーは無理かと思います。
最悪、これが最後のお姿(写真)になるかもしれません(´・ω・`)

結局、蝶フラップの色はアニメのキリエVSナオミの空戦時のシーンを根拠にメタリックグリーン調で仕上げました。
※パーカッションジュラルミンの下地の上にタミヤエナメルのクリアーグリーンを吹いています。

前輪を格納する場所の内側はパーカッションジュラルミン→エナメルのクリアーグリーン→エナメルのクリアーブルーと重ねました。

ただ、最近、荒野のコトブキ飛行隊のソシャゲ
「大空のテイクオフガールズ」
でこの前輪格納部のアップを見る機会があったのですが、
やはり指定色の青竹色が良いような気がします…😥
アニメだと濃いグリーンっぽく映ってる気がしたんだけど、ソシャゲで描画されてるのはかなり青竹色っぽいです。

ということで塗装の殆どが終わり、
デカールを貼ったことで一気にコトブキ飛行隊らしくなりました(・∀・)

ただこのデカール貼り、かなり苦労しました( -_-)

隼一型エンマ機には迷彩デカールがたくさん入っていて、
それを説明書を見ながら位置決めして貼っていきますが

とにかくデカールが固く、貼ったそばから浮いてくる&乾燥後に剥がれてくる

のが難点です。

「ハセガワのデカールは固い」との噂を風の便りで聞いてはいたものの、
実際とにかく固いです👻

私はクレオスのマークソフターをこれでもかとプラモデル側に塗り、
更にデカールを貼る最中もデカールの上から
ソフターを何度も塗ってなんとか馴染ませました。

ですが、それでも乾燥すると端の方からパリパリと剥がれてくるんですよねえ(´・_・`)

バンダイのガンプラデカールやハイキューパーツのデカール、
あるいは他のカルトグラフ製のデカールでは
乾燥後に剥がれるというのを全く体験したことが無かったので
今回の隼のデカールには手こずりました💦

それから

固いが故なのか、デカールが割と脆い

です。破けやすいので慎重に作業しないと大変なことになるかもしれません。

これからこのプラモを作る方は、

デカールを貼る→乾燥したら早めにクリアーを吹いて定着(特に端の部分)

させたほうがいいかもしれません。

とにかく端が剥がれてくるので、

都度ソフターを塗る→乾燥→クリアー塗装

ということをここまで何度も繰り返してます😥

ハイキューパーツのデカール等であれば
デカールを貼った後は数日かけて十分に乾燥させ
満を持してクリアー塗布で良いと思うのですが、
それと同じ感覚だと苦労するかもしれません。

実際私は最初に貼り付け後3日ほど置きましたが
見たら手遅れで端からパリパリになって剥がれてました🙅

主翼前面イエローラインの位置決め

デカールの余白に頼って位置決め

このプラモデル最大の問題であるイエローラインは
デカールにある空白を頼みにマスキングを行い塗装していくことになります。

最初、説明書を見てパネルラインの配置からイエローラインの位置に当りをつけマスキングし、デカール貼りの前に塗ろうか?とも考えたんですが、
パネルラインと微妙に説明書のイエローラインの端の箇所がズレているのでその手は使えないっぽいです。
実際にデカールを貼ると確かに位置は微妙にズレています。

なので、結局デカールを貼った後、余白を根拠にマスキングを行い、
イエローラインを塗るやり方にしました。

ただしこの方法じゃなくても先にイエローを塗れそうな気もします。
詳しくは後述。

という事で、今はクリアーを吹き重ねてデカールの保護を行っています。
(すでにクリアーを4回重ねてます。)

重要
シルバー塗装の上からクリアーを乗せていく際、普通にシルバーのみを吹いた状態だと塗膜の浮きやムラが発生する可能性が高いです(シルバーの粒子が溶けて動いてくるんですよね…。)。
シルバーの場合は下準備として、シルバー自体にクリアーを混ぜたものを、クリアーの配分を段階的に増やして塗って固めておくのがおすすめです。
塗膜がやや厚くなってしまいますが、これでシルバーの浮きを防ぐことができます。

スミ入れについて

スミ入れをデカールを貼る前に行うと
デカールのマーキング等でスミが隠れる事になり、
ちょっと見た目がどうなの?って事になります😥

そこで本当ならデカールを貼った後デザインナイフでパネルラインに沿ってデカールを全部切ってスミを入れるのが一番いいと思います。
なので最初はそのつもりだったんですが、
デカールのあまりの硬さと剥がれっぷりを見て
カットするのは危険だと思い止めました( -_-)

ということで今回はスミ入れ無しでの仕上げとなります。

先にイエローを塗る別の方法(妄想)

※すでにデカールを貼った後で思いついた方法なので本当にできるかは分かりません。

以前、飛行機のプラモデルに迷彩塗装をしている方のサイトを見たことを思い出して、この手法なら案外行けるんじゃないか?と思いました。
デカールを全部貼り終わってから気がつくという…( -_-)

手順としては…、

  • 説明書を実際の縮尺に合わせてコピー印刷
  • ケント紙で型を取る
  • 塗りたい迷彩柄にケント紙をカット
  • ケント紙をマスキング代わりに翼に貼ってエアブラシ塗装

という手法です。
このやり方を応用して、

  • 隼一型の説明書を拡大コピー
  • 主翼の部分でイエローラインのところをカット
  • マスキングとして貼り付けて上からエアブラシでイエロー塗装
  • 塗装後、イエローの箇所にマスキングして保護
  • 残りのシルバーを塗っていく

とすればデカール抜きでのイエローライン塗装が実現できそうな気がします。

ただし、実際にデカールを先に貼った上での私の感想ですが、

このプラモデル、主翼(天面)に限って、説明書の迷彩柄の位置と実際のデカールがあんまり合ってない

んですよねえ( ´Д`)
尾翼のデカールなどはピタリと位置が合ってるんですが、
困ったことに肝心の主翼はあまり合ってません。
ただ、迷彩柄が多少ズレていたところでそこまで大きな影響も無いでしょうし、
肝心のイエローラインの場所さえ合ってれば大勢には問題ないかと思います。

ケント紙等のマスキングでは若干浮くかもしれませんが、多少イエローがはみ出ても
必要なところだけを塗装後にイエローの上からマスキング、
いらないところは番手の大きいヤスリで剥がすなり、上塗りすれば問題ないかなと。

あるいは、切った紙を拠り所にマスキングテープを重ね、テープの不要部分(イエローライン塗装部)をカットすればいいかもしれません。

このようにアイデア次第では先にイエロー部分を塗ることは可能かと思います。

これから隼一型を作る人は作業のやりやすさを考えると
先にイエローを塗る方がずっと作業しやすいのでそっちの方がいいかと…(・_・)

終わりに

デカールが固くて馴染まないのでその上にクリアーで分厚く保護→マスキングして塗装というのがかなり大変。
これからそれをやらないといけないんですが…( ̄д ̄)

ということで、これからもう少しクリアーで保護層を作って
イエローラインのためのマスキングに入りたいと思います。

作業を考えるとエナメルのイエローで塗るのが後処理が楽でいいと思うんですが、
限定色のファルコンノーズイエローを買ってしまったので使わないというのもねえ…(´・ω・`)
困ったもんです👻

今回はここまでとなります。

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