バンダイのガンプラ HGUC グスタフ・カール を作っていきます。
今回の作業は
- 右手の制作
です。
時間があまり取れずにスローペースですが
進捗報告&作業の記録的なものとしてお読みくださいm(_ _)m
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合わせ目はそのまま残して進める
前腕の後ハメを考えてみましたが…
ガンプラ、HGUCグスタフ・カールの右腕部分を作ります。
このグスタフ・カールのプラモデルですが
腕の部分には合わせ目がバッチリ出ます。
⬆上はサーフェイサーを吹いた右手の状態です。
このように前腕部分に大きな合わせ目があります。
頑張ればなんとか後ハメできそうですが、構造を見るとちょっと複雑そうですね😥
それと、今からこのHGUCグスタフ・カール作る人に私の体験からアドバイスを…🐦
手首をはめるためのポリキャップ部分が斜めに入りやすく、そのまま無理やりはめようとするとポリキャップの軸受部分が歪んで取り返しのつかないことになります。
ちょうどこの⬆の画像の腕の左端部分を見てください。
この画像の様にポリキャップが斜めに入ってしまいます。
そしてポリキャップのはめ込む四角の部分が
画像のようにすでにえぐれてますよね…(›´ω`‹ )
なんかうまく噛み合わないな~と力でぎゅうぎゅう押すと大惨事になりますのでお気をつけください。
合わせ目をパネルラインとして残す
さて、この前腕部分、
本来なら後ハメ加工をし、接着して合わせ目消し―がいいのかもしれません。
ただ右手はそれで良くても、左手にはミサイルポッド部分があるため、ここを先に接着して合わせ目消しすると、塗装時の塗り分けがかなり辛い😥
なので腕は合わせ目をそのままにしてパネルラインとして扱うことにしました。
以下写真中心でお送りますm(_ _)m
謎意匠😥のプラ板を貼っていきます。
センスなど皆無ですがやるしか無い。
作り続けることでいつかはイカしたセンス(この表現がすでにアレですが)の持ち主になれるはず…(›´ω`‹ )
コツとしては
あくまで直線カットの細切れを貼り合わせてそれっぽく組み合わせていく
ことでしょうか。
なんも偉そうな事は言えないですけども(›´ω`‹ )
上腕部分もなんかプラ板でも貼ろうか?とも思いましたが、
ここをあまり太くすると動かした時に干渉しそうなのでスジボリだけに留めました。
こういう時ってたぶんサフを吹いて統一感を出した写真をばーんと出せばそれっぽく(ガンプラ上級者っぽく?)見えると思うんですが、
途中でサフを吹く→修正→またサフと繰り返すと塗膜が厚くなってしまいます。
特に今回の様にプラ板もりもり貼り付けの場合、
サフが溝とか境界に溜まってそれをヤスリで落とすのが場所によってかなり難しくなりますよね。
なのでなるべくサフを吹かない方向で進めております😿
参考? ディテールの作り方
参考になるかはわかりませんが意匠(ディテール)の作り方をいくつか…。
前腕の側面にある四角形のディテールに丸いディテールを埋め込んだもの。
これはカットしたプラ板にドリルで1mmの穴を空け、空けた穴の周辺を面取りビットでかるく削ってフチに段差を作ります。
※私は昔ヤフオクでかった面取りビットを使ってますが、ちゃんとした?製品がハイキューパーツから出てるみたいですね。
そこにWAVEの1mm丸棒を通して裏(ビットで削らなかった側)から接着。
この時、接着剤が多いとせっかく面取りしたところまで溶けてしまうので
少なめ接着剤がモアベターです🌷
あとはヤスリがけで面を均してあげると、
縁取りしたところになんかリベット的なものが埋まってる
ディテールを作ることができます。
もっと理想を言えば、任意の穴を空け縁取りをしたらそこに埋め込むプラ棒は伸ばしランナーをぎゅっと押し込むのがいいと思います。
伸ばしランナーであればテーパーがかかっていてよりフチとの差別化がはっきりするためです。
私もできれば伸ばしランナーを使いたかったのですが、
今は新型コロナの影響でランナー伸ばしに使うアルコールランプは売っててもその燃料が手にはいらないんですよね…😥
ですので今回は1mm穴に1mmプラ棒というちょっと差別化しにくい作り方になっています。
その他のディテールは私の場合、全て手書きから作成です。
いつも使ってるコクヨの方眼紙(一枚ずつ手ですぐに切り離せるので便利)に定規を使って下書きやアイデアを書いていきます。
方針が決まったらあとはそれをカットしてプラ板に瞬着で貼ってデザインナイフで切り出していきます。
それから最近セリアでこんな便利なものを見つけました。
こちらは瞬着がハケで塗れるタイプのもの。
このパッケージともう1種類別のものもありました。
ロックタイトのハケ塗り瞬着をよく使ってたんですが、
あちらは量が5gと多くて使い切らないうちに乾燥してしまうこともしばしば。性能はものすごくいいんですけどね😥
こちらのセリア瞬着は100円で3gなので使い切れそうな量なのがいいと思います。
ただ、ロックタイトのハケ塗りはハケが小さくまとまっているのでピンポイントで塗りやすい。
一方、このセリアのハケはやや開き気味ですので細かくピンポイントな作業はちょっと難しいかもしれません。
それからこのセリアの瞬着、紙との相性があまり良くないようなイメージ。
なんか滑ってしまい瞬着にしてはすぐには固まらないんですよね💦
もっとも、紙をプラに貼るような使い方が
元々想定してある瞬着の利用方法なのかはいささか疑問ですけども(^_^;)
セリアにはもう1つハケ塗り瞬着が売ってたので今度はそっちも買って試してみたいと思います。
プラ板に瞬着を塗り、図面を書いた紙を貼り付ける時はピンセットではやりにくいです( -_-)
私は⬆の画像のように紙を図面よりもやや多めに切り出して、その余白にデザインナイフを突き刺して、それでプラ板まで持っていって貼ってます。
※⬆の画像はすでに図面が貼ってあるのであくまでもデザインナイフの使い方のイメージです。
これだとピンセットで合わせるよりもやりやすいと思います。
図面を貼ったら後はカットします。
この画像のように節約で端切れのプラ板を使う場合、プラ板が小さくて動きやすいです。
そこで、更にプラ板の下に大きめの紙を瞬着で貼り付けて摩擦係数μを高めてカット作業をしたりもします。
複数作る場合は1個目を気合でカットしてそれを瞬着でプラ板に貼って
フチをデザインナイフでなぞって複製ですね。
このようにしてHGUC グスタフ・カールの前腕正面に貼った
謎のスリット穴あきディテールも手作業で作ってます。
スリット穴の位置決めは
マスメツールなどを貼ってまず下穴をけがき針などで目打ち→ドリル穴を空ける→穴に沿ってデザインナイフでカット→フリーハンドでスリット穴を整える
という感じで作りました。
スリット穴については
角度を統一して斜めにカットした細切りプラ板を等間隔に配置・接着→端の丸穴部分は瞬着パテを盛って、そこにセロテープを貼った丸棒を差し込んで曲面を再現する
という方法もありかと思います。
似たような事はこちらの記事でもやってます。
今回そのアプローチ方法も試したのですが、私の腕前の問題で
斜めに角度調整したプラ板を貼り付ける作業が思ったよりも大変で精度がうまく出せませんでしたので、
今回は結局ドリル穴からスリットを作る方式で作成しています🐶
おわりに
今回の作業はここまで。
次回は左腕の制作ですがミサイルポッド周りは後回しにして、最後に全体のイメージを見てからにするかも( •ܫ•)
腕が終わったら足ですね。
足の付根~足首の上までをやっていこうと思います。
足が終わればだいぶ作業も終わるので
それでだいたい半分ぐらい来たって感じでしょうか。