フィギュアライズスタンダード ULTRAMAN(ウルトラマン) SUIT Ver7.5 -ACTION- を作る 3

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製作記

先日製作をスタートしたMG ガンダム Ez-8

は表面処理等であまり進捗がなかったので、
製作を並行して進めていたバンダイのプラモデル

フィギュアライズスタンダード ULTRAMAN(ウルトラマン) SUIT Ver7.5 -ACTION-

製作の続きについて書きます。

作るプラモデルはこちら

名称が長いので以下、7のプラモ、セブンなどと表記しますm(_ _)m

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銀色パーツのヒケは塗装で(ほぼ)消える

前回、このプラモデルの銀色のパーツはヒケがものすごいという事を書きました。

その後ある日、ふと思いました。

これって上からそのまま塗装したらどうなるのかしら?

と。なんで突然そう思ったのかは謎ですが…。
その日M78星雲から電波でも受信したのかも。

ということで、7のプラモの余っているパーツ内で
比較しやすそうなランナーがあったので試してみました。

使う塗料はクレオス 荒野のコトブキ飛行隊カラー パーカッションジュラルミンにガイアノーツのクリアーを混ぜたものを使います。

クリアーを混ぜているのはメタリックカラーをそのまま塗ると後から手で触ったときに粒子が取れる場合があるのでその予防と塗膜の強化を狙っています🐥

このパーカッションジュラルミンは本当に素晴らしいシルバーだと思います🌻
プラモデルの塗装をする人はいつも自分の理想の色を追い求めてると思いますが、
この荒野のコトブキ飛行隊カラー パーカッションジュラルミンは
私が理想とする銀色にドンピシャリで最近一番お気に入りのシルバーとなっています😊

ただ問題は、荒野のコトブキ飛行隊という世間的にはあまり人気が出なかったコンテンツの関連品なので、クレオスがいつまで販売してくれるのかですが…😥
ソシャゲもたった2年も持たずに終了の案内が先日出ましたしね…。

さて、塗装前の状態がこちらです。表面処理等は一切してません。
またテストなのでランナーの洗浄もしてません。

画像クリックで拡大して見ていただくとより分かりやすいと思いますが、
2つのパーツともヒケがかなりすごいですよね💦

で、向かって右側28番のパーツに対し、パーカッションジュラルミン+ガイアノーツのクリアーを少し混ぜてあるもの(希釈は3倍)をエアブラシで軽く吹き付けてみました。

なんということでしょう。

ヒケが消えてます(゚д゚)!

その後、他のシルバーパーツにも吹いてみたところ、たしかにヒケが見えなくなります。
※深いヒケの場合わずかに残るものものありました。万能ではないっぽい。

以上から、フィギュアライズスタンダード ULTRAMAN(ウルトラマン) SUIT Ver7.5 -ACTION-のシルバーパーツには、そのままパーカッションジュラルミンを塗装することでヒケがかなり目立たなくなることが分かりました。

一部どうしてもヒケが深いものは完璧には消せないものの
その他全体の9割5分ほどはさっぱり見えなくなるので
パテ盛り・ヤスリがけ等の表面処理は必要なさそうです。

塗装はパーカッションジュラルミン+クリアーを配合したものをそのま塗れば良さそうですね(´ω`)

腕の合わせ目消し→軸破損→リカバリー

フィギュアライズスタンダード ULTRAMAN(ウルトラマン) SUIT Ver7.5 -ACTION-は各部に合わせ目が発生します。

全てを消すのはなかなか大変なので、今回は一番目立つ腕と太ももの部分だけ合わせ目消しすることにしました。

腕については、肩部分と二の腕を繋ぐ内部軸を挟み込んで接着する必要があります。
で、この時合わせ目を消すために接着剤を多めに塗ってしまうと…。

軸がねじ切れて折れてしまった

このような悲劇になるわけで( -_-)

これは、まず内部軸を肩(画像の上の方のパーツ)で挟んでそこを合わせ目消しのために接着→次に二の腕を挟んでそちらも接着ーとした際になんか腕が回転しないなぁ…とちょっと力を入れてひねったら軸がねじ切れてしまったの図です。

このグレーの軸部分は細く、またあまり強度もないのであっさり壊れてしまいました。

さらに肩はもう完全接着されているので、これを今から外して内部軸のみ取り出すことは出来ません。

仕方ないのでこのまま修正を行います。

グレーの軸の中心には本来のプラ部分が来ますので少しずらした位置にドリルで穴を開け、

真鍮線をねじ込みました。

この時真鍮線は肩側の軸と接着する必要がありますが、ここで接着剤を多く塗って余計なところに着こうものなら肩のグレー軸が回転できなくなって固着してしまいます。注意が必要です( -_-)

いつものベビーパウダーパテを作ります。
先程触れたように、流れ込んで余計なところを接着するのを防ぐため、今回はゼリータイプの瞬着(ダイソーで買ったもの)を使ってパテを作りました。

片側の軸(の残骸)に真鍮線を取り付けたら、次に二の腕側に残った軸と真鍮線をベビーパウダーパテを使って固定させます。

この盛り付けるパテ分の厚みは本来無い部分ですので、そのままでは二の腕パーツで軸を挟み込むことができません。

軸側のパテ、二の腕パーツ内側のプラスチックを両方丁寧に現物合わせしながら削っていき最適解を探ります。
ここをしくじると二の腕パーツを接着したときに変な力がかかって挟み込むことになってしまい破損に繋がりますのでゆっくり丁寧に作業します。

足の合わせ目消し・膝の加工

太もも部分は単に接着して合わせ目を消すだけでOKです。
プロクソンのペンサンダー+ゴッドハンドの神ヤス!でササッと処理しました。

ただ周囲に微妙なモールドもあったりするのでペンサンダー+回転数コントローラーで強く削りすぎないように注意したほうがいいかもしれません。

フィギュアライズスタンダード ULTRAMAN(ウルトラマン) SUIT Ver7.5 -ACTION-の膝部分には巨大な肉抜き穴がありますのでポリパテで埋めました。

正直、この部分はなんとかならなかったんだろうか?とは思います(´・ω・`)
このプラモ自体はそこそこの高額販売です。高額であればそれ相応の品質もほしいところ。
この膝の肉抜き穴は少しでも動かせばものすごく目立ちますので最初から対策してほしかったです。

曲げるとかなり目立つんですよね

おわりに

今回はここまで。

実はもう塗装まで終わっていて後はクリアーでトップコートを吹くだけになっています。
が、週末に限って天候が悪くてクリアーが吹けませんでした( -_-)

またクリアー仕上げが終わったら最終完成像を載せて完結としたいと思います。

それでは👻

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