プラ棒・プラパイプの面取りを行う方法

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ノウハウ

プラモデル制作のノウハウ紹介です。

今回はプラ棒やプラパイプといった

棒状の素材に面取りを行い見た目(ディティール)をUPさせる

工作を紹介します。

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棒状素材の面取り加工で見た目をUPさせる

前説

プラ棒やプラパイプをカット・加工してディテールアップのパーツを作りたいな~👻

という時、

素材をカットして断面を平らにする

というのはパイプカッターなどを使い
そこそこ綺麗にカット→ヤスリがけ
で比較的簡単にできると思います。

今回はそこから更に一歩進めて

断面の外周を面取り加工して更にワンランク上の出来栄えを目指す

というのがテーマです。

正直なところ、棒状素材の面取り加工にはこのような市販の便利アイテムもあります。

彫金系の工具・治具にはこういうものがふんだんにあるとも聞きます。
しかし、こういったアイテムは
サイズを揃えるとなるとかなりの高額ですよね…😥

そこで

  • より安く
  • まあまあそこそこの仕上がり(※ここ大事)

を目指し、DIYでなんとかしていきたいと思います( ‘ω’ )و

面取り治具を作ろう!

ではさっそく治具を作っていきましょう。

作業に必要なもの

 

  • プラ棒・プラパイプ:削りたい側の素材
  • プラパイプ:面出し治具
  • デザインナイフの刃:面出し治具

 

となります。

それに加えて同じサイズのパーツを複数作りたい場合は

  • 切り出した素材の高さを統一する治具

を準備します(後ほど紹介)。

今回、加工したい(面取りしたい)側の材料として
WAVEの4mmプラパイプ(肉厚タイプ)を用意しました。

まず最初に面取りしたい側をなるべく平らになるようにヤスリがけします
(まだ最終的な求める長さにはカットしません🙅)。
素材側の準備は以上です。

次に面取り治具を作ります。

面取りしたいプラパイプがすっぽり入る、一回り大きいプラパイプを用意します。
今は外形が4mmのプラパイプを加工したいので
一回り大きい側のプラパイプの内径として4.◯mm以上が必要です🌷

なるべく

素材側の外径と治具の内径と差がないほうが加工時のブレが少なくなる

ので、
おなじWAVEのプラパイプだと

肉薄タイプ:5.0mm(内径4.2mm)

肉厚タイプ:6.0mm(内径4.2mm)

が良いかと思います。
加工の関係で治具側のプラパイプはある程度頑丈な方がいいので、
できれば肉厚の方がいいのかもしれません。
薄くても出来ると思うけど🐤

※治具側の内径が多少大きくてもカバーする方法はありますのでそちらはまた後で。

次に、用意した治具側のプラパイプ先端に
なるべく垂直に切れ込みをいれます。
模型用のノコ等を使うといいかもしれませんね。

その切れ込みにデザインナイフの刃を差し込みます。
これで面取り治具は完成です🎆

作った治具で面出ししてみよう!

治具はWAVEのプラパイプを~と言いつつ、私は持ってなかったので
冬場に買っておいたダイソーの「編み棒」を使いました(^_^;)
※今回はダイソー編み棒だと7mmのものがいい感じでした。

治具:パイプと刃の部分

切れ込みを入れてデザインナイフの刃を差し込みます。

パイプ側に刃を差し込む

命を刈り奪る形をしてるだろ?卍

あとは、この治具に加工したいプラパイプを差し込んで
鉛筆削りみたいにくるくる~と適度に回すと、
デザインナイフの刃で削れて面取りが行えます。

治具のプラパイプにデザインナイフの刃を
パテ等で固定するとモアベターと思いますが、
固定せずに手で抑えてもなんとかなります。

デザインナイフの刃の角度を変えれば面出しの角度も変えられるので、
お好みの面を色々探求してみるといいかもしれません(・∀・)

面取りしたいプラパイプと治具の内径に差がある場合

手持ちの素材が毎度毎度ピタリと合うものでもありませんので、
素材と治具の直径が多少異なる場合もあろうかと思います。

その場合、面取りしたいプラ棒/パイプの周囲にマスキングテープを貼って太くしてあげるとよいかと思います。

マスキングテープで経を調整する

こんな感じですね。

これで面取り時のブレをある程度は抑えることが出来ると思います🐣

ではプラパイプを実際に面取りします。

WAVEの4mmプラパイプ(肉厚)です。

説明のためにガイアノーツのサーフェイサーEVOブラックを先端に塗りました。
カメラがショボいのでこうでもしないと分かりにくいんですわ(´・ω・)

削りたいパイプを右手、治具を左手、左手の指で治具の刃を押さえつつ
フリーハンドでくるくるします。

治具を使った面取り加工

こんな感じになりました。
サーフェイサーEVOブラックが削れている箇所が、今面取りしたところになります。

後は番手の大きいヤスリ等でササッと整えてあげればよいかと思います( ‘ω’ )و

高さの同じものを複数用意したい

ついでに高さの同じパーツを複数用意したい時の方法も紹介します。
これは面取りとは関係なく棒状パーツの加工で使えるテクニックです🐬

高さを揃えるための面出し治具

いきなり完成品の画像。
最初複製数分だけ穴をあける予定だったのですが
めんどくさくなったので一つしか開けてません。
端に寄ってるのはそのためです。
できればもっと中央に開けることを進めます👻

プラパイプ/丸棒を最終的に出来上がりにしたい高さ分だけプラ板を貼り付けます。
そしてプラパイプの直径分の穴をドリル等で開けます。

といっても4mmのプラパイプを通すのに4mmの穴を開けてもなかなか通らないので、
厳密には4.0xmmの穴を狙ってじっくり開けていきます。
丸ヤスリ(ダイソーにも売ってるやつでOK)を使って最終調整は慎重に行ってください。

しかし「ドリルで穴あけ」と言ってもそうそう
プラパイブと同じ経のドリルがあるとも限りませんよね😥
実際私もドリル刃は3mmまでしかすぐ出せる手元に持ってないので、
ドリルで下穴を開けた後、普段このような作業の時はリーマーを使っています。

リーマー格納時
目盛り入りリーマー

これは数年前に中華サイトで買ったリーマーですが、

  • 直径14mmまで対応している(ガンプラなら必要十分なサイズ)
  • 切削力が高くプラ板なら綺麗にスパスパと削れる(実際プラ板はもちろんMDFの6mmボードも簡単に削れるぐらいの威力)
  • 目盛りが刃の内側に書いてあるので、自分が今どのサイズまで穴あけしてるかがひと目で分かる(これが超重要です)

というなかなかすぐれものです。

ただ残念ながら今は世界情勢が情勢だけに
中華サイトで何か買っても全く届きませんよね…😥

日本のAmazonを見てみたところ、
こちらのイーグル模型のリーマーが目盛りも入っていて近い商品かなぁという印象でした。

私的には目盛りが入っているものを強くオススメします。
これがあると無いとじゃ全く作業のしやすさが違ってくるかと…。

※⬆の商品は、あくまでパッと見た感じの印象で書いてます。
実際に購入する際はよく検討してくださいm(_ _)m


で、工作に話を戻します。
開けた穴にプラパイプを差し込んで後はヤスリがけすれば高さを揃えられますよね。

治具にプラパイプを差し込みヤスリがけ

私は面倒くさい&今回はそこまで精度を求めなかったので、
治具に穴を1つだけ開けてそれを使いまわしましたが、
ヤスリがけすればその分治具の高さも目減りします…💦

ですので、万全を期すなら
複製したいパーツの数だけ穴を開けてまとめて一緒にヤスリがけで整える
ほうがより精度が高くなると思います。

治具を使ったパーツ複製

面取りした、同じ高さのパイプを4本複製しました。
これを何に使うかはまた後日HGUCグスタフ・カールの製作記で紹介予定です。

おわりに

今回は

  • プラパイプやプラ棒の断面に面取り加工をする
  • 同じ高さのプラパイプ・プラ棒を複製する

方法を紹介しました。

面取りはカップビットでも行え、そっちの方が綺麗に仕上がるかもしれませんが
カップビット自体がかなり高いので
今回紹介した簡易治具方式でも良いんじゃないかと思います。

そんなになんでもかんでも買ってられないですよね…( ´Д`)
私的にはどうしても必要なものを買うのはOKだけど、
何とかできそうなら自分で治具を作るのが良いかなぁと考えております。
治具を作る過程で作業をするたびに、自分の工作スキルも向上して行きますしね(・∀・)

またパイプの高さ統一複製はこの面出し方法が一番ラクかなぁと。
確かに手間がかかる面倒くささはあります。
ただ、パイプカッターを使っても全く同一に切り出すのは至難の技ですし…😥

今回紹介した方法がガンプラ制作のヒントになれば幸いですm(_ _)m