MG ガンダムヘビーアームズ を作る 9 塗装2 シリコーンバリアーとガイアノーツ オキサイドレッドサーフェイサー

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製作記

MG ガンダムヘビーアームズを塗装していきます。

今回はウェザリングの一環としてチッピングを行うための準備作業。
GSIクレオスのMr.シリコーンバリアーと、ガイアノーツのオキサイドレッドサーフェイサーを使い、そこで気づいたことをメモとして残しておく―という内容です。

作るプラモデルはこちら。

MG 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ガンダムヘビーアームズ EW版 1/100スケール

ガンダムWのMGは再販のサイクルが早く、今のご時世でもわりと手に入りやすいのが良いですね🙂

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Mr.シリコーンバリアーでチッピングの準備をする

シリコーンバリアーをエアブラシで吹く時の注意点

前回から地道に塗装を進めて

ようやく一番下のガンダニュウム合金をイメージしたスーパーチタン2の塗装が終わりました。

※足の内部フレームは外から見えるところだけ塗装して時短を図っています。

チタンカラーで塗装した上に剥離剤であるMr.シリコーンバリアーを塗っていきます。

シリコーンバリアーの中身はこんな感じで乳白色ですが、溶剤等で薄めずそのまま吹くそうです。
また、吹けば透明になります。

私の塗装イメージとしては、チタン層まで見えるのはモビルスーツが動いたときに一番擦れる点であろうと考えました🤔
なので、関節部だったりパーツのエッジ・角張ったところが一番擦れることが想像されます。

ですので私の目論見としては

エアブラシで細吹きしてエッジ等にだけシリコーンバリアーを載せていく

塗装イメージを持っていました。

さっそくシリコーンバリアーをエアブラシのカップに入れ、そういったイメージで吹き始めたのですが、すぐに当初の目論見がうまくいかないことに気が付きました😥

  1. シリコーンバリアーは瓶出しの状態で乳白色をしていますが吹けば透明になる→スーパーチタン2のようなシルバー色だと、どこにシリコーンバリアーを吹いたかがほぼ見えない
  2. エアブラシで細吹きしようにもクレオスのL5コンプレッサーでは圧が低くてシリコーンバリアーの粘度では細吹きができない
  3. 結果、ニードル引き代を増やし大きめの径で拭く事に、かつ吹いた先が見えないのでどこに吹いたかサッパリ分からんくなる😇

てな感じです。

私が使っているクレオスのL5コンプレッサーは価格、連続使用可能な性能、静粛性などなどとても優れたエアコンプレッサーなのですが、唯一のネックはエア圧がそんなに高くない点。

普通にプラモデル塗装をする分には困りませんが、
圧力を見ると粘度の高いウレタンクリアー等は吹けないみたいですし、また今回のシリコーンバリアーも細く吹くのは無理っぽいです。

プラモデル塗装のエアコンプレッサー界隈はここ数年でよりエア圧が高く手頃な価格なものもたくさん出ていますので、今からエアブラシで塗装デビューする方は色々なコンプレッサーを検討してみるのもいいかもしれません。

ただL5はエア圧が高いコンプレッサーに比べて塗料の余分な消耗量は押さえられると思います。
圧が高いと一気に吹くので、その分無駄に捨ててしまう塗料も多くなりますしね😥
長い目で見たらL5の方が環境にも優しいのかもしれないですね🌿

てなわけでシリコーンバリアーのエアブラシでの細吹き&エッジだけの塗装は諦めて全体にアバウトに吹くことにしました。

また今回がシリコーンバリアーを使うのもチッピングも初めてなので、シリコーンバリアーを果たしてどの程度の量(厚さ)吹けば良いのかもサッパリわかりません。

最下層のチタン層が見えるのはよほど強く擦れた状態なのでそんなにべらっと広範囲で塗料がめくれても意図しているイメージとは異なります。
なのでエッジはやや近づけて吹き、全体はふわっとした感じで軽めに吹きました。
表面が濡れてしっとり感が見えるまでは吹かず軽めに吹き付けた感じです。

終わってから気づく「これ筆で塗ればよかったのだと」😥

てなわけで当初の目論見とは違う感じでシリコーンバリアーの1層目の塗装が終わりました。

で、塗装が終わってエアブラシを片付けている時にふと思いました。

これってエッジに筆で塗れば良かったのではないか、と( -_-)

そうすれば思惑通りの場所に塗れたと思いますが、一方で筆だとどうしても厚塗りになってしまいますよね。

エアブラシで大まかに塗るか筆とか綿棒で自分の狙ったところに塗っていくか、どっちが良いかわかりませんが、今回の製作が最終的にどうなるかを見て今後に活かしたいですね。

オキサイドレッドサーフェイサーの塗布

なぞのシャバシャバ感

ここまでの工程ではチタン層の上に剥離剤のシリコーンバリアーを塗りました。

次はその上にサビ止め(ガンダニュウム合金(ルナチタニウム)が錆びるのかという話は今回は気にしない😅)&サビそのものの色として活かすため、ガイアノーツのオキサイドレッドサーフェイサーを塗っていきます。

早速いつものように3倍希釈にしてみたのですがなんかいつものサーフェイサーに比べてやたらめったら薄くてシャバシャバします…。
実際エアブラシでいつもの感覚で吹くんですが、どう考えても溶剤が多すぎた感じ…。

丁寧に撹拌して顔料もちゃんと含まれている状態から必要分を瓶に移してメモリを見て3倍希釈にしたのですが、なんかかなり薄くなってしまいました。

ガイアノーツのサーフェイサーは瓶に入っている状態の溶剤と顔料の比率が昔とは変わったんでしょうか?(もしかして薄くなったとか?)
それともこのオキサイドレッドだけ薄いとか?
よくわかりません。

今回、買い置きにあったこのスペアボトルを使ったんですが、

これってメモリがシール部分に書いてあるので、シールの貼る位置がズレてたらどうなるんだろうとは思います😥
それに経年劣化等でシールが剥がれたら使えないですよね。
ガイアノーツのスペアボトルは旧型の方が瓶に直接メモリが振ってあったので、そのスタイルに戻してほしいです。

さて、オキサイドレッドサーフェイサーですが、考えていたよりも薄いものの吹けばちゃんと色は乗るのでそのまま吹いてみました。
(ただ薄くなってる分重ね塗りが必要で、これでまた余計に作業時間がかかることに…( -_-))

こんな感じになりました。

ガイアノーツのオキサイドレッドサーフェイサーですが、シャアザク等のシャア専用モビルスーツの一部カラーとしてそのまま使えそうな色味だと思いました。
今後シャア専用モビルスーツを作るときに、一部塗装のアクセントでそのまま塗ってみたいと思います。

オキサイドレッドを吹いてチッピングのテスト

まず、先に吹いたシリコーンバリアーが

  • ほんとに吹けているのか
  • シリコーンバリアーの塗り具合はこのままで良いのか

などを確かめるため、テストでガンダムヘビーアームズの脚部ミサイルポッドにオキサイドレッド吹く→乾燥後に、ポッドの一部を爪楊枝ですこしカリカリしてみました。

うまくチタン層が出てくれました。

そしてどうやらパーツを手で触ったぐらいではオキサイドレッドの層は剥がれないけど、少し固いもので引っ掻くと剥がれる―という絶妙な感じになっているようです。こりゃ凄いです😋

ということで1層目と2層目の境界に吹いたシリコーンバリアーはなんだかこのままで良さそうな雰囲気。

問題はこの後の2層目(オキサイドレッド)と3層目(表面塗装色)との間にシリコーンバリアーを塗って、それが1と2層目との間で差別化できるか😥

私のイメージでは

  • 表面ダメージ小:3層目の表面塗装色だけが剥がれ、オキサイドレッドのところで留まる
  • 表面ダメージ大:3、2層目が剥がれてスーパーチタン2のところまで見える
  • 箇所によってはその混成になって情報量を増やしたい

という事をイメージしています。

なので3層目をチッピングしたときに、何でもかんでも1層目のチタン層まで見えてしまうとコレジャナイ感じに😥

果たしてここからどうなるか、心配もあるけど楽しみでもあります🐣

おわりに

この後は残りパーツにもオキサイドレッドを塗る→シリコーンバリアーを塗る→表面塗装になります。

パーツが多いのでなかなか大変ですが、とりあえずシリコーンバリアーで本当にチッピングが、しかも簡単に行えるという明るい兆しも見えましたので後は塗装作業を地道に進めるだけですね🙂

チッピング作業は爪楊枝でいいのか、それともなんか別の方法が良いのかまた色々考えたいと思います。

そしてチッピングするときは足とか腕とか部位的にある程度パーツを組んでから、イメージを統一化させた方が良さそうですね。

それでは🎃


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