バンダイのガンプラ HGUC グスタフ・カール を作っていきます。
今回の作業は
- 肩の後ハメ加工
- 肩本体のディテールUP
です。前回#5の続きになります。
今回もあんまり進んでませんが
GW中に完成とか言ってた頃が懐かしい
進捗報告&作業の記録的なものとしてお読みくださいm(_ _)m
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肩の後ハメ加工
HGUCグスタフ・カールの肩は左右貼り合わせ式なので思いっきり合わせ目がでます。
そして肩と胴体の接続フレーム部分は肩の中に挟み込む式です。
フレーム部分は色を塗り分けたほうが良さそうなので、最初から組み込んで肩全体を接着すると後から塗装が大変そう😥
そこで肩のダボ穴を削ってC型に加工。
接続部分は後ハメすることにしました。
このC型加工ですが、あまり削りすぎるとグラグラになるのと、
パーツの形状上、このC型部分の根本が微妙に傾斜していてい作業しにくく
加工にかなり時間が掛かりました( -_-)
肩の接続部分にはプラ板を削ったものを用意してみました(最終的に貼り合わせ予定)。
ここは組んだらもうほとんど見えないので
そこそこのものでいいかなと(^_^;)
放熱フィン(いわゆるシイタケ)の作成
長いこと放熱フィン(いわゆるシイタケ)も作ってなかったので、
今回久々にチャレンジしてみました。
あと、どうでも良いことですが私、キノコのしいたけが大嫌いです(›´ω`‹ )セーラーヴィーナスと一緒ですね。
ということで、以下記事内ではシイタケの事は「放熱フィン」として進めていきます( ‘ω’ )و
フィンを作る時には
- フィン自体のプラ板
- フィンとフィンの間に配置する支持素材兼スペーサー
- (底板)
が基本的な構成になりますよね。
で、凝った作りの時はフィンの形状や厚みを数パターン組み合わせて
意匠UPを図るわけですが、今回のグスタフ・カールは
- ハイグレードでフィンをおける場所が限られている
- スケールの問題でそこまで大きなフィンも作れない
のでフィン形状は簡単な1パターンだけにしました。
また、底板を用意するとその分、フィン全体の嵩が高くなります。
その底板分を目立たなくするにはまた周囲にプラ盛りをせねば…
って感じで結局全体的に嵩高になりすぎる―ということで、
今回は底板無しで作りました。
フィンを作るときのポイントとしては
- 流し込みセメント(接着剤)は使わない
- 一度にたくさん接着作業をしない
ことが重要だと思います。
フィン制作は繊細な作業なので、早く固定してしまったほうが良いと思いがちですよね。
\ところがぎっちょん/
流し込みセメントだとプラへの溶解力が高すぎるため
作業スピードが早くなっても
結局放熱フィン全体が歪んでしまう原因になるんですよね💦
ですので、普通のゆっくり固まるタミヤセメントを使って、
じっくり作ったほうが最終的に良いものが出来ると思います。
不器用な私の場合速乾タイプの接着剤ではとても無理なのでタミヤセメントが良いですよというお話になります。
ガンプラ上級者様なら流し込みセメントでも高精度のフィン立てがスパスパ出来るのかもしれません(´・_・`)
またタミヤセメントを使う場合フィンはゆっくり作ることをおすすめします。
というのもタミヤセメントは完全硬化までかなり時間がかかるためです。
- 朝起きたらフィンを1枚+支持層(スペーサー)を立て
- 夜帰ってきたらまたフィン1枚+支持層を立てる
というペースぐらいが良いかと思います。
一説によるとタミヤセメントの完全硬化に48時間とか言われてますが、
さすがに2日1枚のフィン立てだと大変なので、
半日も空けとけばまあおおよそ大丈夫かと思います(^_^;)
それからフィンを立てるときには
支持部と同じ厚みのスペーサーを別途挟み込んでフィンとフィンの間の間隔をしっかり出す
ことも大事だと思います。
こうしないとフィンが垂直に立ちません👹
この時スペーサーまで接着してしまうと大惨事になりますので、タミヤセメントは少量だけつけるようにします。
肩の正面にプラ板を貼って段差を作る
前回裏打ち作業を行った肩アーマーと肩の部分に段差+αを設けたいと考えました。
素の状態で組んで、アーマーのフチを鉛筆でなぞってガイドを描きます。
マスキングテープを貼って鉛筆の線をテープの粘着面で写し取り、
外周はテープの上から鉛筆でなぞって型取りをします。
それをプラ板に貼って切り出しました。
これを左右の肩の前後に貼り合わせ
ヤスリがけして整えます。
って文字で書くと「ヤスリがけして整えます」で終わるんですが、
ここは場所が狭くて非常に作業がしにくく、かなり時間がかかかりました。
正直、二度とやりたくありません( -_-)
プラ板をスジボリ用のガイドテープを貼ってパネルライン的な何かをスジボリします。
⬆写真に写ってる黄色のテープはホームセンターでも売ってる
ニチバン クリアラインテープ(曲線用)
です。
2mm、3mm、5mm、10mmの幅があって曲線に馴染みやすいので
私はこれをスジボリのガイドによく使います。
ハイキューパーツのスジボリガイドテープも使ってますが、
あちらは固すぎてちょっと貼りつきにくいのが難点💦
こちらのニチバン クリアラインテープ(曲線用)なら
プラモ表面にほどよく馴染みやすいです。
一方、欠点としては曲面追随性が高いが故、貼るだけでピタッと直線にはなりづらい所。特に細いものほどよく曲がります。
まあ元々そういう目的のテープなので当たり前といえば当たり前なんでしょうけど🐥
スジボリのガイドテープには色々ありますが、
私のオススメはニチバン クリアラインテープ(曲線用)とハイキューパーツのスジボリガイドテープ、両方を場面に応じて使い分けると良いかと思います( ‘ω’ )و
貼ったプラ板もスジボリもスライドさせた時にだけ効果が見えるって感じです。
また肩の内側にはこのようなものを貼り付けてみました。
ここも組んだらほぼ見えないので適度に済ませる作戦🐧
画像では見えにくいけど、枠?部分のコーナーは三角に切ったプラ板を後から貼る事で90°コーナーではなくディテールアップを目論んでます。
組んだら全く見えないけど( -_-)
肩にカットしたプラ板を盛り付ける
まずはうんうん唸ってアイデアをなんとか引っ張り出して
いつものように方眼紙に下書きします。
この時、いくら考えてもアイデアがなんも出てこなかったので
もはや苦し紛れの図案です😥
赤い部分は0.5mm、黒い部分は1mmの厚みにします。
1mmの隣に先程⬆で作ったのフィンが来ますので
フィンを作ったときの基部の高さである1mmをここで吸収して
自然な感じにならしてしてしまおうという腹づもりです。
肩を貼り合わせて合わせ目消しを行い、肩上面に直線のスジボリをやってからカットしたプラ板を貼り付けました。
胴体側に立ててるフィン的な三角形パーツは手で一個ずつ作ってます( -_-)
ネット上でこのような小さなフィンをとても綺麗に作ってる方々がいらっしゃるのですが、
いったいどうやって作ってるのか私にはさっぱりわかりません…( ´Д`)
私は
- プラ板を長めに切り出し
- ピンクのマジックで小口を塗る
- その小口に対してヤスリがけを行ってライン全部を消さないかつ直線を維持するように慎重に削る
- 1個ずつ三角定規を使って角度を決めて切り出し
- 最終的に小さな部品全体にまたヤスリがけ
という手順で作りました。
ハイキューパーツ DCロックピンセットでもあれば
スモールパーツでも保持できるのかもしれませんが、
私はそんな便利なものは持ってないので
指先で気合で掴む&気合でヤスリがけ
と気合で作りました( ´Д`)
で全てを貼った後、あらためて見るとイマイチな感じがして
やや後悔…💦
特に三角フィンが手作業せざるを得ないため、
厚めのプラ板になったのが悔やまれます。
もっと薄い板で作りたかったんですが…。
それに
なんか全体的にとっちらかってるというかまとまりというか洗練さが無い
んですよねえ( ´Д`)
そもそも肩外側末端のこんなところにフィンがあって戦闘中にダメージを受けたらどうなるのか?とかツッコミどころ満載な気も👻
あと、今回フィンを簡単な構造にしたんですが、
スペースが1mmなのはちょっと大きすぎたと思います。
かといって今から0.5や0.3の板で埋めるのも大変なので今回はこれで行きます。
おわりに
今回はここまで。
プラ板を貼った後サフチェックをしてないので、
実際にはこの後、まだまだ修正作業が入りそうです。
肩全体を正面から見たときに
もうちょっと下地自体になんかあったほうが良いのかなぁとか、
今回、肩全面に貼ったプラ板のところももう少しなんかあったほうがいいのかなぁ
とも思いますが
最終的に他の箇所も作ってから考えたいと思います。
今回作ってて思ったのは自分ってセンスないな~って事。
これはつくづくそう感じました(^_^;)
良いアイデアもなかなか浮かばないですが、
こういうのは自分の中で経験を積み重ねることでしか
成長できないので地道にやるしかないですね。
次回は肩から降りて腕パーツの制作を進めていく予定です👻