バンダイのガンプラ EG ガンダムを作ります。
作るプラモデルはこちらです。
ENTRY GRADE 機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム(ライトパッケージVer.) 1/144スケール 色分け済みプラモデル
大きさは1/144 サイズのEG(ENTRY GRADE:エントリーグレード)です。
EGのガンダムは数種類販売されていますが、今回作るのはビニールパッケージに入った簡易パッケージ版となります(一番安いもの)。
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胴体にスジボリ
胴体部分の改造はスジボリによるディテール追加をメインで進めました🐤

最初に鉛筆で”ぼくがかんがえたさいきょうのスジボリ”のイメージ線を書き、
そこに現物合わせする感じで岬光彰さんのTスライド定規やシンワのストッパー付き定規を駆使してけがき針でラインを引いています。
イメージ線のとおりにスジボリ(ガイドライン引き)ができれば良いんでしょうけど、実際は定規やガイドテープでアタリを取らないと難しいので、理想とテープの幅等、現実との折衷案になることが多いです😅

私はけがき針で下線を引いたら交点にけがき針で点を打ちます。
こうしないとタガネで本番のスジボリをする時にうまく止まってくれないので苦肉の策です😥

正面中央にWAVEの半丸プラ棒1mmをカットしたものを貼ったり、また正面下の凹み部分にもスジボリしてみました。

側面はこんな感じです。
今回チェックのためのサフを全然使ってなくて余ってた缶サフでやったんですが、これが失敗でした。
缶サフに全く慣れていないので厚塗りになってしまい、スジボリが埋まり、再度全面的に彫り直すことに…。
缶サフを薄く吹くのは難しいですね😥
次に腰部に移ります。
まず腰中央の股関節前面の装甲にスジボリ。

イメージを鉛筆で引いてあとはTスライド定規を駆使して下線を引いて交点にポイントを打ち込んで本番のスジボリという流れです。

けがき針で打ち込んだ交点は、0.15mmのタガネでケガけばちゃんと消えます_φ(・_・
手間はかかるけど失敗するリスクは減るので、私は遠回りだけど確実性が上がるよう、
普段こういった手順でスジボリ作業をしてます😅
次にフロントアーマーです。

予めディテールを切り欠いたプラ板を貼り付けます。
まず、このガンプラでよく見る台形状に切り欠いたディテール。
私はデザインナイフやカッターでのカットが苦手で、
ノミで押し切りした方が作りやすいのでそのようにして作りました。
使ったのはゴッドハンドのスピンブレードです。
厳密にはノミではないですが、押し切り(断ち切り)にも使えるので重宝してます。
ゴッドハンドからはノミ用途の平刀も出ているので本当はそっちを買ったほうが良いかもしれませんね😅

プラ板で作った台形ディテールに加えてスジボリを追加。
また黄色のヘリウムコアにもスジボリを加えました。
ヘリウムコアのこんなところにスジボリディテールを加える論理的意味があるのか?という気もしますが、雰囲気重視です(^_^;)
さてEGガンダムのフロント/リアアーマーについてるヘリウムコア(ガンダムのデフォルトで黄色の■の出っ張り)、これフロント側はそのままでも良いのですが、リアのヘリウムコアの出っ張り部分がフロントに比べて異様に低くてなんだかバランスがおかしいような気がしました😥(私の主観です)。
ですのでリアはプラ板を貼って高さをかさ増ししました。


素のリアのヘリウムコアは⬆の画像で黄色い部分なのでかなり低めです。1mmのプラ板でかさ増ししました。
リアにもフロントと同じような台形ディテールを別途作って貼ってます。
さてEGガンダムのフロントアーマーは左右の軸が一体化しています。
ここをカットしドリルで穴を開けて中央に真鍮線を通せば左右それぞれが独立可動できます。
が今回はやめました。
今回のEGガンダムはフロントアーマーの裏打ちまでやる気がなかったので、
独立可動にしてしまうと手抜きがバレる可能性が高まります😝
ということで今作では裏側は何も作らず時短としました🙃
頭部
頭部は特にプラ板の切り貼りやパテの盛り付けは行いませんでした。
素の状態で合わせ目も出ない構造で、ほんとにバンダイの技術は凄いですよね。
まずは鉛筆でイメージを書き書き_φ(・_・


ただし1/144サイズは小さいのと頭部は曲面が多く、スジボリのアタリを取るのが困難だったためイメージで描きたかった意匠のいくつかは諦めざるを得ませんでした😥
この辺りは私の今後の課題です。


バイスに固定して手持ちの器具を総動員してなんとか左右対称にスジボリしていきます。
⬆これもス◯ボリ堂のも性能的にはほぼ同等でしょうたぶん。似たようなものであればわざわざ高いのを買う必要はないと私は思います(・_・)
⬇最近はこんなのもあるみたいです(色もいつくかあるよう)( ・ᴗ・ )
こういった曲面の多いパーツにはTスライド定規よりもシンワ測定のストッパー付き定規の方が威力を発揮します。
今回おそらくシンワの定規がなかったらこのスジボリは彫れなかったと思います💦

頭部は曲面が多くかつ面が狭いのでこういった箇所にスジボリするのはある程度慣れが必要かもしれません😥
でもまあ不器用な私でもなんとかなるので、要は練習だと思います😊
あとは最低限必要な器具というのはやはり買ったほうがいいかなぁと思います。
とんでもなく高いものはちょっと購入は要件等したほうが良いかもしれませんが(S社とかG社のとかボッタクリ異様に高い器具が多いですよねー💦)、
例えば今回の記事で紹介したシンワ測定のストッパー付き定規は価格も抑えめですし持ってると役立つ場面が来ると思います。
ストッパーに高さがあるのでアタリを取る時にTスライド定規に比べて引っ掛けやすいのが最大のストロングポイントです。
おわりに
今回はここまで🌸
胴体で腰~お腹にかけての別パーツの部分も簡単なスジボリをいれたのですが、写真撮るのを忘れました(^_^;)
これでEGガンダムの全改修が終わりました。
最後まで組まないと表に出てこない部分もあるため、サイトの制作記では紹介しきれてない細かい箇所もありますが、これにて改造作業の紹介は終了とします。
いよいよ塗装に入りますが、サーフェイサー吹き→キズ修正→サーフェイサー吹き→再チェックのループが必要なのでまずはこれを行います。
(さすがにこの過程は記事にしません😅)
次回の投稿内容は塗装の経過もしくは完成状態になると思いますので、しばし時間がかかると思います。
それでは👻
ENTRY GRADE 機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム(ライトパッケージVer.) 1/144スケール 色分け済みプラモデル