EG RX-78-2 GUNDAM ガンダム を作る 4

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製作記

バンダイのガンプラ EG ガンダムを作ります。

作るプラモデルはこちらです。

ENTRY GRADE 機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム(ライトパッケージVer.) 1/144スケール 色分け済みプラモデル

大きさは1/144 サイズのEG(ENTRY GRADE:エントリーグレード)です。
EGのガンダムは数種類販売されていますが、今回作るのはビニールパッケージに入った簡易パッケージ版となります(一番安いもの)。

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足の作成

今回はEG RX-78-2 ガンダムの足の作成です。

※作成に使ったアイテム類は下にまとめます🐥

太もも

太ももは特にプラ板加工等は行わずスジボリ&彫込みモールドの作成だけを行いました。

まず浮かんだイメージを鉛筆で下書きしていきます📝

後はコツコツスジボリして行く中でアイデアが浮かんだりするのでその都度微調整です。

途中で彫り込みのマイナスモールドがあると良さそう!💡と電波が飛んできた思いつき、作業を追加😊
(こんな行き当たりばったりをやってるから一向に製作ペースが上がらないんでしょうけど😅)

最終的にこんな風になりました。

数か所ある彫り込みのマイナスモールドはガイドテープなしのフリーハンドで掘ってます。
(というか、今回この太ももの作業を通してフリーハンドの彫り方を習得できました🐣)
フリーハンド彫りのやり方についてはまた別にそのうち紹介できたらと思います📝

もし足を延長する改造を行う場合は
このもも部をノコ等で横に分割カットして、間にプラ板を挟んで伸ばすのが定番の改造だと思います。

が私は最近のガンプラはもう十分に足が長い(ていうかむしろ長過ぎる)と思っているので、今回のEG ガンダムの足は延長しませんでした。

膝の装甲

次に膝関節前の装甲?です。

このパーツは素の状態だと前面の上から下にかけて割と大きめのカーブがかかっています。
それがあまり好みではなかったので
パテ盛りしてある程度カーブを消した後、上からプラ板を貼って平面になるように成形しました。

画像がピンボケでわかりにくいですが、奥のパーツの黄色の部分がポリパテを盛ってカーブを消した痕跡です。

次の作業ですが、この膝装甲の裏側には穴が空いています。
上側の部分は組んだ後でもろに見える箇所なのでプラ板を貼って塞ぎ&水平にスジボリ。
その後細切りプラ板を貼り付けることで
「なんかよく分からんけどスリット的なのがある」風な意匠にしてみました。

ここにスリットがあることの論理的整合性 or 兵器ロボとしての説得力は謎ですが今回は雰囲気重視です😅

その他スジボリを少し追加しました。

⬆面を跨ぐスジボリはテンプレートを使ってます。

膝から下

スプリングコンパスと曲面追従性のあるガイドテープを駆使して
地道なスジボリ作業をひたすら繰り返し…_φ(・_・

膝から下はスジボリを中心とし、部分的に小さくカットしたプラ板を貼ってみました。
毎日コツコツ作業してこの膝から下+次に紹介する足首から下の作業に2週間ほどかかってます…😥

ただ曲面に対してのスジボリは私には難しかったです💦
次回以降ガンダムタイプを作る場合は似たようなディテールは避けるかも。

足首から下

よく「スリッパ」と呼ばれる足首から下の改修です。

赤いプラでできたスリッパのパーツは正面方向の面にかなりキツイカーブがかかっており、
これまた、あまり私好みではなかったのでパテ盛り&プラ板の貼り付けで面出しを行いました。

この面出しですが、スリッパのRがとにかくきついため、プラ板1枚で平面を作ろうとするとかなり難しく感じました。
そこでプラ板を2枚、一部を重なるようにして段状に貼り、そこに対してゴッドハンドのミニFFボード ステンレス 10に貼った紙ヤスリで面を慣らしていきました。

プラ板1枚で整面しようとすると、下の土台にパテを相当量盛って更にそのパテ面が左右同じ傾斜角に盛らないと最終的に左右同じに合わせるのが難しいのでこのような手順を踏んでいます。
プラ板2枚+下に盛ったパテも含めてヤスることで傾斜角の微調整をする…というイメージでしょうか。

⬆これ文章だとなんのこっちゃ?(・o・)って感じだと思いますが、
実際にスリッパ前面の面だしをする方にはなんとなくああそういうことかと伝わるかもしれません(^_^;)
やれば分かる、やらないとなんとも苦労がわかりにくいという作業箇所になっております。ここは😥

整面したスリッパ前面にタミヤの1mmプラ棒をカット&ヤスリで面出ししたものを装甲風に貼り付けています。

あとはアンクルガードも含めてスジボリを加えておきました。

とにかくイメージの下書きが大切

前回の肉抜き穴の作業で触れなかった足裏の大きな肉抜き穴はポリパテで埋めました。

ポリパテで埋めた部分には何のディテールも入れてませんが
完成後は主に素立ちで飾る私の場合、組んだら足裏はほぼ見ることも無いので今回は時短でこのままにしようかと思います😅

使った道具

今回の作業で使った道具について一部ではありますが紹介します。

スジボリ用タガネ

私は基本的にHG(ハイグレード)サイズ1/144の場合、
0.15mmのタガネでスジボリを行っています。

複数箇所使った彫込みモールドの短辺は0.4or0.6mm。
長辺は2mmとかいろいろです。

ガンプラのスジボリタガネと言えばBMCタガネが有名で、ネット上でも多くの方が使っているため、これからガンプラ作成を始める方は

スジボリはBMCタガネじゃないとダメなのかしら?😥

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

が私はBMCタガネじゃ無くても良いと思います(高いですしね…😥)
実際、私はBMCタガネは使ったことがありません。

要は道具に自分が慣れるかどうかなのでタガネはなんでも良いと思います。

私が使ってるタガネを紹介できれば良いんですが、私のは市販品ではないのでご紹介できず…😥

市販品なら価格が抑えめでなおかつ評判も良く、入手性も高いファンテックのスジボリカーバイドとか良さそうな気がします。(私は実際には使ったことが無いのでなんとも言えません。ご了承下さい。)


ウェーブT定規

プラ板カットはもちろんですが、スジボリの下書きや距離測定、場合によってはそのままスジボリのガイドにも使います。
Amazonを見たら私はちょうどぴったり6年前に買ったようです。

6年使ってるけど全くヘタることなく使えてます。
この先も当分大丈夫でしょう。


シンワ測定(Shinwa Sokutei) 直尺 シルバー ストッパー付き 15cm

比較的新し目に導入したアイテムです。

私はスジボリの下線ガイドに岬光彰さんのTスライド定規を使うことも多いのですが、
このシンワのストッパー付き直尺の方が適した箇所というのも少なからずあります。

岬光彰さんのTスライド定規の弱点は段差が薄いため(それが良さになることもありますけど)、パーツとの面接触がしにくい場面があります。
そういったところはこのシンワのストッパーの厚みでカバーできる事も多々あります。

またこのシンワの直尺は0.5mmでメモリが振ってあるのもストロングポイントです。
岬さんのTスライド定規はメモリが1mmで使いにくいので短い直線等はシンワ直尺の方に分がある事もあります。
値段も安めなので1本持っておくと便利だと思います😊

岬さんのTスライド定規は良い製品ではありますが、スジボリ堂扱いで入手性に難があるため、こちらのWAVEのものでもいいかもしれません。

これなら角度付けもあっさりできるようなので、今からTスライド定規を買いたいなぁという方は比較検討してみても良いと思います😊


スプリングコンパス

スプリングコンパスは曲面のスジボリには必須かと思います。
私は普段から使いまくってますが、今回の作業でも足のふくらはぎ部にスジボリするのに大活躍でした。

このスプリングコンパスがないと曲面に等間隔のスジボリ下線がなかなかうまく引けないと思います(トースカン等でやろうと思えば代用できるかもしれませんが)。

また足のように左右分とか、複数個あるパーツに対して同じスジボリを行う際の距離計測にも必要ですね。


ガイドテープ

私は曲面にスジボリする際は曲面追従性の高いニチバンのクリアーラインテープを使ってスジボリガイドとしています。

直線部はハイキューパーツのスジボリガイドテープを使ってます。


クランクのスジボリガイド

今回、ふくらはぎにクランクのスジボリをする際にハイキューパーツのガイドテープ(ジグ)を使いました。

何年も前に買っただけ全然使ってなかったので
今回このガイドを使ってみましたが便利で良いと思いました。
特に曲面にクランクを掘るのに便利です😊
エッチングのテンプレートだと曲面に合わせるのは難しいですしね😥

ただ残念ながらこの商品は廃盤らしいですね…(´・_・`)
記事を書くにあたって色々と探したんですが他に代替品も見つけられませんでした。

もし地元の模型店等で見かけたら買っておくと便利かもしれません。

他に代用するとすればインクジェットプリンター用のシール素材を自分でカットしてテンプレートして使うというのもありだと思います。

私はA-ONEのインクジェットプリンター用ラベルを使ってガイドを自作することもあります。
粘着力、耐久度の面から見てもガンプラのスジボリガイドに使えるのでおすすめです。

おわりに

今回はここまで🌸

サーフェイサーを吹いたきれいな画像を載せようかとも思ったんですが、製作途中であまりサフを吹きたくない(モールドが埋まる)のでサフは後でまとめて拭きたいと思います。

今の制作状況は胴体のスジボリがあともう少しで終わるところまできています。

ただバックパックをどうするか悩んでいるところです。

EG ガンダムのバックパックって全て一体成型なのでこれを改造するとなると切り貼りが必要になってきそうです。
ディテールやバーニアも別にそこまでダメじゃないし他にやれることもあまりないような…。
かと言ってバックパックだけ無加工というのも全体のバランス的にどうなのかと…😥

とりあえず次回は、すでに作業が終わっている腕部対して行った加工について紹介したいと思いいます。

それでは👻


ENTRY GRADE 機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム(ライトパッケージVer.) 1/144スケール 色分け済みプラモデル

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