ハイキューパーツのスジボリガイドテープを更に使いやすくする方法

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ノウハウ

「ノウハウ」という程の事かはわかりませんが😅、
私が普段やってるガンプラのスジボリをより効率よく安定して行うためのちょっとした過料方法を紹介します。

簡単なのにこうかはばつぐんだ!な方法なので良かったらお試しください。

今回紹介するのはハイキューパーツから販売されているスジボリガイドテープ

⬆この透明のものを改良します

を更に使いやすくする便利な方法です🌻

以下紹介する内容はメーカー推奨の使い方ではないと思いますので全て自己責任で行ってください。
なにか起きても当サイトならびに管理人は一切責任を負いません。
作業時には安全に気をつけてケガ等無いよう行ってくださいm(_ _)m

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ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープの特徴と弱点

まずハイキューパーツのスジボリ用ガイドテープの特徴と私が考える弱点について触れます。

ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープは透明で硬度がそれなりにある粘着テープです。スジボリを行う箇所に貼って直線をスジボリするためのガイドとして使うアイテムになります。
ガンプラにスジボリをする方ならまず最初に手にすることが多いアイテムではないでしょうか。

現在ハイキューパーツのスジボリ用ガイドテープは3ミリ幅と6ミリ幅の物が販売されています。

私は昔の7ミリ幅のものも持っていますがこちらは現在販売されていません(残念)💦
いろいろな幅のものがあれば活用手段がもっと広がるので、できれば別サイズの製品も出てほしいなぁと思います。

さて、ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープは自身の粘着力を持ってプラパーツの上に貼り付け・固定してガイドとして使います。

ただこのアイテムの弱点は

  • 粘着力が低くてとても剥がれやすい
  • 再貼り付けして使い回しはあまり期待できない(ほぼ無理)
  • 硬度がある分、曲面追従性は低くどちらかといえば平面のスジボリ向き

という点があります(私の主観デス)。

特に粘着力の低さが問題で、プラモパーツに手脂・ホコリ等がついていると、せっかく新しく切り出して貼っても全く固定できないような事も発生します。
これがまたちょいちょい発生してキーーーー!ってストレスになるわ、資源の無駄になるわなんですよね~💸

また基本的に一度貼って使って剥がしたら、2回目に使い回すのはほぼ無理かも…というほどに粘着力は低いです。

粘着力の低さをメーカーも意識したのかはわかりませんが、
最近はハイキューパーツより高粘着性のスジボリ用ガイドテープ ハードも販売しているようです。

私はこのハードタイプの6mmを試しに買って使ってみたのですが、粘着力が高くて良い製品だと思いました。が、価格と商品の長さを考えると素の透明のものよりはかなり割高になっています。

以上がハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープ(透明)の特徴です。

ハイキューパーツ スジボリ ガイドテープを使いやすくする方法

上記の特性を踏まえた上で、ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープ(透明)の弱点をカバーし更に使い勝手を上げる方法を紹介します。

用意する材料は2つ

  1. ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープ
  2. マスキングテープ

です。

さっそく作業していきましょう😋

まずカッターマット等にマスキングテープを貼ます。
その上からハイキューパーツのスジボリ用ガイドテープを好きな長さに切り出して貼ります。

黄色い3Mのマスキングテープの上にHQパーツのガイドテープ(3mm)を貼る

スジボリ用ガイドテープの辺をアタリにして、カッターナイフやデザインナイフでマスキングテープを切ります。

これだけです🙂

完成

このシンプルな改良を行うと

  • マスキングテープの粘着性でガイドテープ単独時よりも粘着力が大幅に強化される
  • 曲面追従性が飛躍的にアップする
    • パーツの裏面まで回して貼りつけ固定することも可能になります。
  • 再貼り付けも可能(2、3回なら余裕でできます)
  • 下のマスキングテープを張り替えれば更に再利用可能(節約!🤑)
    • ただ何度もスジボリに使うとガイドテープ自体も多少なりともヨレて来るのであまりオススメしません😅

となります。

曲面により馴染むようになり、粘着力も増します。

いいことずくめですが、デメリットとしては

  • 透明ではなくなるのでテープを貼った下が見えなくなる

ことがあります。これは仕方ないですね😅

マスキングテープをきれいにカットする手間やカット時にガイドテープの辺を傷つけないようにするという点に注意が必要ですが、何度か練習して慣れてしまえば大丈夫だと思います。

私は普段タミヤのモデラーズナイフセットを使ってますが、これで今回のマスキングテープを使った改造も問題なくカットできます。

使うマスキングテープは紙(和紙タイプ)のものが良いと思います。
(ただ、100均等にあるヨレヨレした紙タイプのものはオススメしません)

私はホームセンターにバラ売りで置いてあった3Mの紙の自動車塗装用マスキングテープを使ってます。

最初からマスキングテープの幅とガイドテープの幅が同じものを使えば一番ぴったりなのかもしれませんが、神経を使って辺を合わせて張るのも大変なので
私は幅広のマスキングテープにガイドテープを貼って切り出すようにしてます。

便利な目盛り付きスジボリガイドテープを作る

更に踏み込んだ改良もご紹介しましょう🙂

目盛り付きマスキングテープ

こちらは1mm毎に目盛りが印刷されたカモ井加工紙株式会社のマスキングテープです。

マスキングテープがどんな感じか見てみましょう。

上下に目盛りが印刷されています。

金定規と並べてみました。

更に格子印刷もあるのでこれを駆使して頑張れば、直角を切り出したスジボリガイドテープも作れそうですね。

この「直角なガイドテープ」ってのが市販品が無いので困るんですよねえ😥
私はスジボリしながら、ここで直角のアタリが簡単に取れればなぁ…と思うことがしょっちゅうあるのでとても助かります😋

ということでこのカモ井の定規マスキングテープにハイキューパーツのスジボリガイドテープを貼って切り出すことで距離が計測できるスジボリガイドテープができます🙂

ガンプラにスジボリ案を考える際には距離等を測って下線を書き、次にけがき針等でアタリの点は線を取ってから実際のスジボリ作業に入る方も多いと思いますが、いざ彫る時にガイドテープを貼りそこで距離が見えるというのも何かと便利です。

この目盛り付きマスキングテープはそれなりにお値段はしますが、スジボリ用にそこまでバンバン大量に消費するというものでもないので、一回買っておけば長く使えるかと思います。
またプラ板の切り出し等、他にもアイデア次第で便利に使えそうです。

こういった目盛りの入ったマスキングテープは私が買ったものとは別のタイプもあるようです。

難点?はマスキングテープの目盛りの精度でしょうか。
まず印刷してある目盛りの線がそれなりに太いです。
正直なところ、これがもっと細ければなぁ…と思うのですが、製造上仕方ないのかもしれません。

このテープでノギスのように0.数ミリ単位の計測…の様な事はできないので、あくまでも1ミリ単位で大まかな距離を確認する目的で使うのが良さそうです🙂

おわりに

ハイキューパーツ透明スジボリガイドテープを更に使いやすくする方法について紹介しました。

少しだけ手間はかかりますが、ガンプラにスジボリをするぞ!という方なら持っている率が高いアイテムを使っているので割りと取り組みやすい改良かと思います。

目盛り付きマスキングテープはあれば便利なのでこちらもおすすめです。

このマスキングテープ+ガイドテープ方式にするとガイドテープを何度も使い続けることができるので
コストパフォーマンスもガイドテープ単独使用より良いと思います。
(メーカー側からみたら消費が減って売れなくなるかもしれないけど😅)

それと先程の画像をもう一度貼ります。

⬆の画像で使ってるガイドテープは3mm幅のものです。
スジボリラインの外側の狭い箇所は3mm以下の貼りしろしかありません。

ハイキューパーツのスジボリ用ガイドテープを素の状態で使ったことがある方はお分かりかと思いますが、ガイドの素の状態でここまで狭いところに貼ると粘着力が低いためにガイドテープが動きまくってまともにスジボリできないんですよね😥

が今回のマスキングテープを使った方法ならこれくらいの貼りしろがあれば安定してスジボリが行なえます(さすがに必要以上に強い力をかけたらズレますが)。

このように簡単で効果が高く作業性がぐっと増しますので、このマスキングテープを使った方法は強くおすすめしたいです。良かったら試してみてください。

それでは👻

※6mmは今、転売屋がボッタクリ価格で出してるものがあるようなのでお気を付けください😥

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