今回から新しく、バンダイのガンプラ MG ガンダム Ez-8を作っていきます( ‘ω’ )و
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前説
先週、製作に7ヶ月かかったHGUC グスタフ・カールがようやく完成。
数日燃え尽き放心状態になりました👻
しばらくガンプラ(プラモデル)作りはお休みしようかしら?
とも思ったのですが、
せっかく塗装向きの気候にもなりましたので
このままMG ガンダムEz-8を作っていくことにしました。
個人的にEz-8がガンダム系MSの中で一番好きなので、このプラモデルはなおさら作るのがとても楽しみであります😊
(リック・ディアスも厳密に言えばガンダム系なのでそれも含めればNo.1は迷うところ…)。
さて今回のMG ガンダムEz-8は販売開始が2000年の10月20日とのこと。
今からちょうど20年前のプラモデルなんですね。
なので最新のガンプラに比べれば色々と古いところはあろうかと思います。
一番気になるのは金型のヘタリにともなう組み立て・工作の難度がどうなっているのか?という点😥
製作記ではその辺りも紹介していこうと思います。
MG ガンダム Ez-8は定価が3,300円と最近のガンプラに比べるとかなりお安め。
Amazonなどでは3,000円を切る価格で売られています。
お財布にも優しい、08小隊らしいミリタリー調でカッコいい機体ということで
MGのEz-8に興味があるけど実際はどうなのかしら?
という方のなにかの参考になれば幸いです。
MG ガンダム Ez-8の素組
ということでEz-8を組み立てます。
まず作業性を向上させるため、最初にランナーの番号を大きくマスキングテープに書いて貼っておきます。
世の中にはランナー用タグシールという製品も売られていますが、高いので無理して買わなくてもいいかと…😥正直、あれって売れるんだろうかと思う…( -_-)
上の画像の右隅にマスキングテープホルダー的なものが写ってます。
良い機会なのでついでに紹介すると、
これはもう何年も前にダイソーで買ったコピーをとるときに字消しをするために貼る白い紙が入ってた紙テープホルダーです。
横の部分がカパッと外せるので自分で好きなマスキングテープを買ってきて詰め替えることが出来ます。
私がいつも物資の調達に行ってるホームセンターではマスキングテープが多彩な幅サイズでバラ売りされてるのでそれを買ってきては補充しつつ使ってます。
このテープホルダーはとても便利なので強くオススメしたいのですが、今もダイソーに同等の商品があるかは分かりません…😥
さて、3日ほどかかって素組が終わりました(なぜこんなに時間がかかったのかは後ほど)。
サイズ比較のため、HGUC グスタフ・カールと並べてみました。
Ez-8がMGのため大きいのは当然といえば当然ですが、
グスタフ・カールもいかに巨大かがわかるかと思います。
足の太さがMGよりもありますよね😥
さて素組したEz-8の全体像を見た率直な感想は
MG ガンダム Ez-8は素組の状態ですでにプロポーションが良い😊
という印象です。
最近の一部のガンプラみたいに妙に足が長すぎたり、纏足だったり、ウエストが細すぎたり…ということもなく無骨でガシッとしたスタイリングが良いですね。
やっぱりEz-8はカッコいい😊
ガンダムはヒーローロボ的カッコよさを求める面ももちろんあるとは思いますが、
MSは兵器ですからこういったどっしり感が個人的には好きです。
ちなみにMG ガンダム Ez-8には水転写デカールは付属しておらず、ホイルシール、マーキングシール、そしてドライデカールの組み合わせとなっています。
ドライデカールはしくじったらやり直しが出来ないので私はいつも避けてます😥
今回も適当な水転写デカールを別製品から引っ張ってくるつもりです。
さて、MG ガンダム Ez-8を素組しプロポーションは良いものだと感じましたが
作る過程でかなり難点もあるプラモだとも感じました😥
金型のヘタリのせいなのか最近の新しいガンプラに比べると全体的に作りにくい点が多い…。
その辺りを改修作業と併せつつ今後製作記として紹介していこうと思います。
今日はまず、説明書の一番最初に出てくる腕の製作について困った点を中心に紹介していきます。
MG Ez-8 腕の組み立てーそれは最初にして最大の難関
MG Ez-8の腕の内部フレームにはビスを使って固定する箇所があります。
人間で言えば肘付近に該当する箇所になります。
この肘付近の内部フレームはビスで止めた後
外装のパーツをかぶせてはめる箇所があるのですが
何度やってもまったくすんなり組めずに色々とおかしい😥
こちらの画像を御覧ください。
これだけ大きな隙間があります。
裏側も全く密着できず( -_-)
この状態でビス止めしようものならもう極端に歪んでしまいます。
ていうか、そもそも幅がありすぎてビス部を隠す外装パーツがちゃんとハマりません。
無理に力押しでハメようものなら壊れてしまうと思います😥
これって何が問題かと言うと、二の腕(肘から上)と前腕部(肘から下)を肘パーツで挟み込んでビスで止めて繋ぐわけですが、
挟む部分の厚みが肘部分に設けられた隙間よりかなり太めです( -_-)
ここは相当削らないと挟み込めないと思います。
挟まれる側を薄く削ると強度の問題が出るかもしれないので私は肘部分の受け側を削ることにしました。
そしてここは狭い箇所なのでヤスリで削るのが困難です。
私はファンテックの超硬スクレーパーで削ったので
時間はかかりましたが比較的スムーズに作業できました。
ただ、誰も彼もがこの超硬スクレーパーを持ってるわけでも無いでしょうし(持ってれば便利なのでオススメではありますが)、
特に普段から素組派の方々はヤスリ等の工具もあまり揃えていないかもしれませんし、相当苦労されるかと思います…😥
デザインナイフでカンナがけするのが現実的な手段だと思うのですが、このパーツはやや軟らかい素材になっていてデザインナイフだとヨレやすいので注意が必要。
ていうか、素組派の方はいきなりこの最初の腕の組み方で作るのを投げたくなるかもしれないくらいここの作業はめんどくさくて大変です。
更に輪をかけてこの肘部分には追加の難点があります。
ではこれを見なさい(´・ω・`)
肘部分に挟み込む部分にはこの様に凸型のダボ(ピン)が左右にあるのですが…、
ダボが左右で平行になってないんですよねえ。しかも歪みまで発生( ´Д`)トホホ…
なので、先程挙げた挟む箇所の太さの問題に加えて
ダボピンが平行になっていない&軸の歪みがあることで余計に肘部分がうまく左右で噛み合わないという事になっています。
しかしピンをあまり削りすぎると挟み込む部分の穴の径と差ができすぎて接続自体にガタがでるので心持ちヤスリがけで削って微調整しました。
ちなみに、このダボ(凸ピン)が並行になっていないのはこの肘部分だけではありません。
このMG ガンダム Ez-8は様々な箇所でことごとく似たようなダボおよび他の箇所も非平行になっています(›´ω`‹ )
金型劣化でもうズレた状態でないとランナーが出来上がらないのかは真相のほどは分かりませんが、あちこちでパーツの合いが悪かったり異様に組付けがきつかったりということが発生します。
今回のまとめ
MG ガンダム Ez-8の素組ではその都度修正を図っていく箇所が多く正直かなり厄介に感じました。これが素組に3日もかかった理由です😥
最近のガンプラだとこういった成形時のダボのズレとかはまず無いのでその分余計な作業になってしまいます。
とは言え素組した状態でのMG Ez-8自体はプロポーションも良くて満足の行く外観だと感じました。
なんとか素組はできましたが、何箇所か改修したい場所がありますので次回以降ははその辺りに触れてつつ作業を進めたいと思います👻